スリランカの正月シーズンに、ヌワラエリヤを散歩してみた。




イギリス植民地時代には、避暑地として栄えた町「ヌワラエリヤ」。

僕は、旅のルートと日程上、スリランカの正月シーズン (4/13-4/15) に、この町を訪れることになった。

今回は、その時の町歩きの様子と感想を書いている。

ヌワラエリヤ (Nuwara Eliya) は、どんな町なのか、訪れようか迷ってる人の1つの参考になればいいなと思う。

ナヌオヤ駅からヌワラエリヤへ

ナヌオヤ駅のバス停

僕が宿泊していた宿は、ナヌオヤ駅から歩いて、7分くらいの位置にある「Yoho The Train View」というゲストハウス。

宿の人に、ヌワラエリヤまでのバスについて聞くと、ナヌオヤ駅からヌワラエリヤのメインバスターミナル行きのバスは、15分おきに出てるらしい。

上の地図を見るとわかるが、

ナヌオヤ駅 (赤ピン) から、ヌワラエリヤの中心部のビクトリアパーク (青ピン) まで、結構距離がある。

通常、バスで20分かかる。

ただし、正月シーズンは、イレギュラー!!

僕が、ヌワラエリヤのメインエリアへバスで行った時は、午前中だったからか、通常通り、20分くらいで着いた。

で、昼過ぎには帰ったので、そんなに時間はかからなかったのだが、次の日の午後に、ナヌオヤ駅からヌワラエリヤの中心部へ行こうとすると、片道3時間かかると言われた。

*しかも、通常トュクトュクは、片道500Rsだが、2000Rsに値上がり*

これは、バスも、車でも。

ヌワラエリヤは、スリランカの正月シーズンが、最もピークの時期で、気候が良く、国内中からみんなヌワラエリヤ周辺にやってくる。

なので、激混みシーズンなのだ。

特に、午後の行き帰りは、かなり時間がかかる。

理由は、ナヌオヤ駅からヌワラエリヤの中心部までの道は、一本道だから。

ルートが1つしかないので、そこに集中してしまう。

なので、もし、スリランカの正月シーズン (4/12-4/17) に、ヌワラエリヤの中心部を訪れる場合は、十分注意しよう

ヌワラエリヤ中心部 (メインエリア)

英国風

ヌワラエリヤの中心部の建物は、英国風で、スリランカらしい街の雰囲気は感じない。

だが、これもスリランカらしさの1つと言えば、1つだ。

可愛い郵便局

ヌワラエリヤのメインバスターミナルから、ビクトリアパーク方面へ歩いていくと、右手に、郵便局がある。

僕が行った時は、正月シーズンのため、閉まっていたが、外見だけ見てきた。

確かに、可愛らしい郵便局だった。

ビクトリアパーク

ビクトリアパーク

ビクトリアパークは、子供向けの公園だ。

子供連れじゃない大人が行っても、何も面白くはない。

僕は入らずに、外から見ただけだったが、正月シーズンも開演していた。

因みに、入場料は、300Rs。

乗馬場

ビクトリアパークを左手に通り越して、真っ直ぐ歩いていくと、今度は、乗馬場がある。

係りの人に勧誘されたが断った。

近くには、ゴルフ場もあり、ヌワラエリヤは、昔のイギリス人の娯楽の町だなぁと感じた。

きっと、紅茶の母国への輸出を管理するために、派遣されたイギリス人達の暇つぶしとして、ゴルフ場や乗馬場など建設されたのだと思う。

グレゴリー湖

グレゴリー湖

しばらく歩いていると、湖が見えてくる。

グレゴリー湖だ。

*入場料は、400Rs*

この辺を歩いていると、アメリカのコロラド州にあるエステスパークを思い出す。

因みに、個人的には、エステスパークの方が、好み。

それはさておき、

グレゴリー湖

天気もすごく良くて、綺麗な景観だった。

だけど、なんていうか、人工的な感じが否めない。

整形された町って感じで、活気も感じないし、自然のパワーも弱い。

正直言うと、僕は全然、この町を魅力的に感じなかった。

1時間くらい町歩きをしたのだが、正直、超退屈な町だ。

何もせずに、意味もなくダラダラと過ごすのが好きなら、合うかもしれないが、そうじゃない人が訪れても、ぶっちゃけ、つまらないと思う。

個人的には、エッラの方が、魅力的なショップもあるし、美味しいレストランも多い。

スリーパーダとか、ホートンプレインズ国立公園を訪れる予定がないのなら、

ヌワラエリヤはスキップして、エッラ (Ella) まで行ってしまうのが、僕的には、おすすめだ

ブルーフィールド・ティー・ガーデンズ

ブルーフィールド紅茶工場

ヌワラエリヤの中心部を町歩きしたが、何もやることなかった。

正月シーズンは、フェスティバルもやってるが、正直、ショボかった。

なので、紅茶工場を訪れることにした。

ヌワラエリヤを代表する紅茶工場は、3つある。

僕は、その内の1つの「ブルーフィールド・ティー・ガーデンズ (Blue Field Tea Factory)」を訪れた。