トムソーヤの旅歴史 (Part.2)

*セレンゲティ国立公園*

アメリカ48州の縦横断を終え、その経験を本にしようと思い、しばらく、旅は休止。創作活動に専念。

しかし、なかなか上手くいかず…。

2014年から2016年まで毎年海外を訪れ、多くのインプットをし、その消化にひどく時間がかってる感じだった。

その間に、本の業界のことや社会の仕組みについても勉強し始める。

ちょうどその頃、キンコンの西野さんが新しい出版の在り方を示していたりして、西野さんのことを知り、空海や高野山のことを知った。

第2章の始まり

空海とのシンクロニシティー

キンコンの西野さんだったり、たまたま別の目的で訪れた神社が、空海と由縁のある神社だったり、空海の映画が上映され始めたり。

他にも、空海や高野山についての情報が、自分を目掛けて何度もやってきた。

ずっと都会にいて、人工的な自然ではなく、自然らしい自然に身を置きたくなったこともあり、和歌山県の高野山を訪れることに。

2017年 9月 : 高野山 & 熊野三山 (和歌山)

高野山、金剛峯寺

高野山のことを調べてる途中で、「那智の滝」の存在も知った。

なぜか、そこにも訪れたくなったので、熊野三山と高野山を訪れる旅へ変更。

熊野古道 (那智大社)

大門坂

那智の滝と飛瀧神社

那智の滝

落差日本一の「那智の滝」。

熊野古道の大門坂は、樹齢800年の夫婦杉もあり、自然を感じれた。

熊野三山を実際に訪れ、昔の人は、熊野本宮を訪問するために、熊野古道を歩いてきたということを知る。

そして、観光の原点は、お寺を訪れることだと気が付いた

高野山 (空海が創った聖地)

実際に、高野山に行き、何か「空海」について知れたかというと、そうではない。

どちらかと言うと、その土地のエネルギーを自分に取り込み、歴史を体感したという感じ。

だが、ジャンルにとらわれず、創作活動を行った空海の存在が、どこか自分とリンクしたのかもしれない。

2018年 元旦 : アフリカへ、2年以内に行くことを決意

実は、アメリカを横断した後に、自分が次に行きたいと感じた場所は、「アフリカ」だった。

20才の時に紙に書き出したバケットリストには、「アフリカで生命を感じる。」と書いていた。

「行きたいなぁ。」では、いつになってもいけないので、自分の中で、期限を設けることに。

まあ、2年あれば、準備なり費用なりで、間に合うだろう。

ということで、「2年以内に、アフリカへ行く。」と自分に約束した。

2018年 9月11日 : 東アフリカへ (ケニア、タンザニア、ザンジバル島)

アンボセリ国立公園

仕事の合間などに、アフリカのことをネットで調べたり、アフリカ専門の旅行会社に足を運んだりしながら、情報と最低限必要な費用を叩き出すと、

自分が思ってたよりも、早くチャンスが現れた。

今回の1番の目的は、国立公園でサファリをして、野生動物や自然の写真を収めること。

そして、自分が野生動物の写真を撮ることを仕事にしたいのか、それを確かめるためでもあった。

ナクル国立公園

結果的に、野生動物の写真を撮るのは好きであることに変わりはなく、

だが、自分の撮影の対象にしたいものが定まった訳でもなく、自分の気持ちもはっきりしなかった。

しかし、予想外なことに、スパイス (香辛料) の世界へと惹かれていった。

関連記事 : まさかのタンザニアで、「スパイス」の魅力に惹かれる!?

さらに、直感に従って訪れたザンジバル島で、次の自分の訪れたい国が、急浮上。

関連記事 : アフリカのザンジバル島で出会った「仏陀」の絵画に導かれ、スリランカへ。

2019年 4月1日 : スリランカを一周

ローカルバス、鉄道、トュクトュクを駆使して、コロンボから時計回りに、スリランカを一周。

旅のルートは、ざっとこんな感じ。

地図上では、番号を降っているが、それが訪れた順番。

*②のプッタラマに関しては、バスで通過しただけで、滞在してない。*

野生動物 (固有種) 、お釈迦様の教えに近い仏教 (テーラワーダ)、自然と融合したジェフリーバワ建築、スパイス、紅茶など、実際に訪れながら、現地で学んできた。

自分のライフテーマは、「自然に生きるとは何か」を学ぶことなのだが、スリランカは、それが詰まった国だった。

たくさん魅力があるのに、まだまだ世界に知られてない国だなぁと思う。