シーギリヤロックは、スリランカで最も有名で人気の観光スポットだろう。
そして、実際に訪れたら、登る人が多いと思う。
だが、高所恐怖症の人にとっては、地獄に感じる場所が、2箇所ほどある。
シーギリヤロックの観光がどんな感じなのか、軽く紹介できたらいいなと思う。
シーギリヤ遺跡観光
遺跡エリアの入り口
シーギリヤロックのある遺跡エリアの入り口は、1箇所のみ。
上の写真の左側が、この入り口で、右側が、出口。
因みに、出口専用のゲートが、1つだけ別の場所にもある。
この入り口では、チケットを販売してないので、すぐ近くのシーギリヤ博物館の1階で、チケット (30USドル) を購入し、
この入り口から入場だ。
係りの人に、チケットを見せる前に、軽い荷物チェックとペットボトルのラベルを剥がされる。
検査を通ると、すぐにハスの水路がある。
この階段を登れば、シーギリヤロックが、目の前に登場する。
このまままっすぐ進み、岩の麓まで行く。
階段を少し登っていくと、左手に小さな広場が見えてくる。
長椅子がいくつかあり、そこに座ってる人がいると思う。
ここが、1つの分かれ道だ。
シーギリヤロックを正面にして、左に曲がり、この広場を突っ切るコースと、そのまま正面に行くコース。
左に曲がらずに、まっすぐ行く道は、山腹にあるシーギリヤレディへと続き、ミラーウォールを通り、ライオンの入口へと出る。
左に曲がり、広場を突っ切るコースは、シーギリヤレディーとミラーウォールはスルーして、ランオンの入口へと続く。
僕は、そのまままっすぐに進んでく道を選んだのだが、
これが、地獄だった。笑
なぜ、左に曲がらずに真っ直ぐに進んだかと言うと、その道しか知らなかったから。笑
左に曲がる道は、登頂した後の帰りに通って初めて、道があったことを知ったのだ。
それはさておき、このまままっすぐ進んでいくと、
ここまでは、全然怖くなかった。
だけど、まさかの螺旋階段が登場した。
上の写真にも、かすかに映ってるが、わかりにくいので、反対側から撮った写真が、下の写真。
高所恐怖症の自分的には、下りも怖かったが、登りがチョー怖かった。
心の中で、「死ぬ、死ぬ、死ぬ、二度とシーギリヤロック登ってやらねぇからな。」と文句を言いながら登った。
この螺旋階段を登ったところに、『シーギリヤレディーの壁画』があるのだが、写真撮影は禁止だ。
シーギリヤレディーについては、こちらの記事をどうぞ。
関連記事 : シーギリヤロックの不思議。
螺旋階段を降りると、今度はすぐにミラーウォールと言われてる回廊に出た。
ここは全然怖くなくてホッとした。
因みに、このミラーウォールとは、鏡のような光沢がありそう名付けられたようだが、2019年4月現在は、輝きを失っていた。
このまま階段を上がっていくと、
ライオンの入口 (Lion Terrace) へと到着。
上の写真の右奥の階段から、上がってきた。
頂上まですぐそこだ。
この両脚の間の階段を登っていくだけ。
しかし、ここでも難関がやってきた。
怖過ぎるぞ、この鉄の階段!
「もう、シーギリヤロックは、一生登ってやんないからな。」と決意して、我慢して登る。
なんとか、頂上に到着。
頂上を目の前にして、バテてるお父さんとその息子さん。笑
この上の写真に映ってるおじさんは、岩を登り始めた頃から近くにいた人。
多分、65才くらいなんだけど、サンダルで、シーギリヤロックを登頂してた強者。
今は、この頂上に、王宮跡しかないが、王宮があった頃はどんな感じだったのか見てみたかった。
頂上に来ても、特に見所はない。
因みに、上から下を見下ろすと、街の作り方がよく分かる。
これは、アヌラーダプラの時もこういう作りだった。
関連記事 : アヌラーダプラを代表する寺院の一つ『イスルムニヤ精舎』。
下りも怖い。
だが、上りほどではないのが、せめてもの救い。
ライオンの入口に戻ってきたので、このまま下って、出口へ。
ちょっとこの写真ではわかりづらいが、何人か人が見えるところが、小さな広場。ここに出る。
出口へは、そのまま入口方面へ行き、入口横の出口から出るか。
南側にある出口専用のゲートから出る方法もある。
多くの人は、駐車場に、車が迎えに来てる感じだったけど、歩きだと、まあまあ歩く。
この出口から出ると、レストラン街の道路へ繋がる。
なので、シーギリヤロックを観光して、そのまま出口専用のゲート (南側) から出て、そのままレストラン街で、ランチを取るのも良き。
最後に
写真だけだと、どうしても伝えきれない部分もあるが、
高所恐怖症の人は、シーギリヤレディーも飛ばしちゃって、ライオンの入口へ行き、頂上も行かなくていいんじゃないかな。
別に頂上に何かあるわけじゃないし、あえて、遺跡エリアにも入らずに、シーギリヤロックを近くで眺められるホテルにとかに泊まって、眺めるだけでいいと思う。
その方が、自分の中での神秘的なシーギリヤロックは、保たれるだろう。
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