スリランカ随一の朝日は、ピドゥランガラロックから。




シーギリヤの遺跡エリアは、「7時半〜17時まで」のオープンだ。

なので、朝日や夕陽は、シーギリヤロックの上から見ることは出来ない。

だが、シーギリヤロックの近くに、ピドゥランガラロック (Pidurangala Rock) という場所があって、そこからは、朝日や夕陽を見ることが出来る。

しかも、シーギリヤロックの入場料が、「30USドル (約3400円)」に対して、

ドゥランガラロックの入場料は、「500Rs (約325円)」。

日本のガイドブックではしっかりと紹介されてないので、無名だが、欧米人の間では、人気のスポットだ。

ピドゥランガラロックからの朝日

ピドゥランガラロックからの朝日は、6時10分くらい。

でも、雲がなければ、6時には日の出って感じ。

なので、ここでの朝日を見るには、シーギリヤ周辺の宿 or ハバラナの宿 or タンブッラの宿に宿泊しておいた方が良い。

僕は、ハバラナの宿からアクセスしたが、ハバラナからこのピドゥランガラロックまでは、トュクトュクで、30分くらいだ。

一応、僕のその日のスケジュールを記しておくので、1つの参考にどうぞ。

・4:30 起床
・4:47 ハバラナの宿を出発。(トュクトュク)
・5:15 ピドゥランガラロックの麓に、到着。
・5:15〜 チケット購入
・5:20 登山開始
・5:40 登頂
・6:10 日の出
・6:53 下山
・7:06 下山完了

アクセス

上の地図の青ピンが、ピドゥランガラロックの山頂で、赤ピンが、登山開始となる場所。

ピドュランガラロックの山頂を目指して

僕は、5:15に、この登山開始となるゲートに到着。

階段を登ったすぐ右の建物にチケットを買う場所があり、そこで、500Rsの入場料を支払う。

そのまま階段を登ったりしながら、20-30分くらいで、山頂だ。

日の出前だとくらいと思って、一応ヘッドライトも持って行ったが、正直、無くても良かったかな。

トュクトュクに乗って、移動してる時は、寒かったので、何か羽織るものは持っていた方がいいが、登る時は、半袖半ズボンで、十分だ。

暗くて、写真は撮ってないが、結論から言うと、シーギリヤロックを登るより、ピドゥランガラロックを登る方がきつい。

だが、朝日の美しさは、スリランカ随一だ。

僕は、5:20に登山を開始し、5:40に登頂したが、5:50には、岩の上に、50〜100人くらいいた。

*山頂は結構広い*

5:20頃に、登り始めると、途中で、登山渋滞とかも起きるので、5:30に登頂出来るように、スタートするのがベストかもしれない。

因みに、5:40頃の朝日が登ってくる少し前の時間帯が、特に、綺麗だった。

僕が、ピドゥランガラロックを訪れた時は、4月前半だったが、山頂にいたのは、99%欧米人で、特に女性が多かった。

6時10分には、朝日が見えてきた。

太陽が姿を見せると、あっという間に、明るくなり、暗くて見えなかった周りの景色が見え始める。

見渡す限り、ほとんど緑色だ。

スリランカが、「緑の島」と言われる所以がわかる。

明るくなってきたことで、シーギリヤロックも、姿を現してきた。

シーギリヤロックを間近で見れて、サンライズもサンセットも見ることが出来るピドゥランガラロックは、なかなか魅力的だ。

だが、登るのは結構ハードなので、1日に気軽に何回も登れるような場所じゃない。

なので、朝日、日中、夕方のどこか1つのタイミングに絞る必要がある人がほとんどだろう。

因みに、僕は、3回登ったが、1番おすすめしたいのは、「サンライズ (朝日) のタイミング」だ。

夕陽は、天気が微妙だったこともあるけど、個人的に、ミヒンタレーの方が綺麗だったかな。

関連記事 : 仏教伝来の聖地『ミヒンタレー』は、夕方が、幻想的。

体力に全く自信のない人以外は、是非、ピドゥランガラロックからの景色がおすすめだ。