ナヌオヤ駅周辺のゲストハウスは、「Yoho The Train View」が、おすすめ。




スリランカの高原地帯で、紅茶の産地として有名な町「ヌワラエリヤ」。

僕は、ヌワラエリヤの最寄駅, ナヌオヤ駅周辺の宿に宿泊したのだが、

そのゲストハウス (Yoho The train View) が、すごく良かったので、この宿の魅力やサービスについて正直に紹介したいなと思う。

ヌワラエリヤの宿選び

旅人にとって、ヌワラエリヤの宿選びは、非常に迷うかもしれない。

なぜなら、コンパクトな街ではなく、宿も、すごく点在しているから。

しかも、最寄駅のナヌオヤ駅は、ヌワラエリヤのメインエリアから、バスで約20分ほど離れた位置にある。

*ヌワラエリヤのメインエリアは、ビクトリアパークやグレゴリー湖の辺り。*

また、ヌワラエリヤの市内とナヌオヤ駅の間は、山道になっており、何もない。

なので、ヌワラエリヤの宿選びは、「ヌワラエリヤの市内 (メインエリア)」か、「ナヌオヤ駅周辺」のどちらかになることが多い。

ただ高級ホテルの場合は、どちらからも少し離れた場所にある。

ナヌオヤ駅周辺の宿を選んだ理由

僕は、キャンディ→ヌワラエリヤ→エッラ。

という旅のルートだったし、

ヌワラエリヤを拠点にやりたかったことは、「スリーパーダの登山」と「ホートンプレインズ国立公園」、そして、「紅茶工場の見学」。

また、キャンディからエッラまで向かう過程で、車窓から紅茶畑をじっくりと見れる鉄道での移動を予定していたこともあり、

ヌワラエリヤの中心部 (メインエリア) ではなく、ナヌオヤ駅から徒歩圏内の宿を探すことにした。

その中で、最も安く、口コミなども良さそうだったのが、「Yoho The Train View」というゲストハウスだった。

「Yoho The Train View」の魅力

駅から近い (アクセス)

上の地図の赤ピンのところが、「Yoho The Train View」。

ナヌオヤ駅からは、徒歩7分程度。

駅から最も近い宿の1つなんじゃないかな。

注意

駅からの赤いラインが、最短ルート。

もし、白い道→黄色い道→A7手前から白い道へと進んでいくと、15-20分かかる。

宿泊する際は、赤いルートを辿って行くのが、おすすめ。

因みに、最短ルートだと、途中で、

車の通れる大通りから、階段を登って行き、上の写真のような細い道を歩いて上がってくる必要がある。

宿のオーナーが、親切!

宿のオーナーの写真は撮ってないのだが、

上の写真の宿の屋上に立ってるのが、オーナーのお父さんだ。

宿って、意外とスタッフが1番大事だったりする。

スタッフの印象で、その宿の印象の大部分が決まる。

その肝心なスタッフだが、

このゲストハウス「Yoho The Train View」のスタッフは、とても親切だ

献身的なオーナーで、頼もしい。

すごくお客さん思いで、サービスも、正当な額を言う。

他のお客さんとのやり取りを聞いていても、お客さんだけでなく、お客さんに紹介するドライバーのことまで、ちゃんと気を遣っていたり、人としても見習う部分が色々あった。

一言でいうと、ホスピタリティーを感じた。

飯が美味しい!

チキンカリー (ディナー)

ナヌオヤ駅周辺は何も食べるところがないので、宿で、ディナーと朝食を済ますのが、基本だ。

ディナーのオプションは、チキンカレー (約850Rs) とベジタブルカレー (約590Rs) の2択。

上の写真は、チキンカレー

カレーというか、「カリー&ライス」だ。

気になるお味だが、美味しい!

舌を刺激するような旨さではないが、自然と美味しい感じ。

僕は、これをスリーパーダの登山前に食べたのだが、おかげで、無事登頂できた。

オーナーのお母さんと奥さんの料理に感謝だ。

ベジタブルカリー (ディナー)

上の写真は、ベジタブルカレーなのだが、

中央にある小皿に載ってる茶色っぽいカリーは、「バナナの花とマスターシード和え」。

バナナの花は高価だが、栄養素が高く、スリランカ人は、月に4回だけ食べるらしい。

ポテトもキャロットのカリーも美味しかった。

因みに、野菜をたくさん食べたからか、次の日、お腹の消化が活発だった。笑

朝食

朝食は、天気も良かったので、外のテーブルで食べた。

僕は卵アレルギーなので、それを伝えると、卵なしメニューを作ってくれた。

宿からの紅茶畑の眺めが良き。

スリランカのパンケーキは、卵が使われないらしい。

ロティ (厚みのあるトルティーヤみたいなの) と紅茶。ポテトカリー。

Wi-Fiは? 洗濯は出来る?

旅人にとって、重要なwi-fiだが、この宿には、無料wi-fiがある。

でも、僕が泊まった時は、パソコンは接続できなくて、ネットの回線は弱めだった。

山にある宿だからかもしれないが、wi-fiの強さは期待しない方が良い。

wi-fiがなくても、スリランカには、最強SIMカードがあるので、コロンボの空港で、買っておけば問題ない。

関連記事 : スリランカのSIMカードは、凄いお得!(空港で購入すべし)

長旅をしていると、洗濯のサービスがあると助かる。

この宿では、1kgに対して、約500Rsほどで、洗濯してくれる。

宿を拠点にしたアクティビティー

この宿を拠点にして、「日中はどう過ごすの?何が出来るの」ということだが、

① 聖山「スリーパーダ (アダムスピーク)」の登山としての拠点にもなる。

*僕は、この宿を拠点にして、スリーパーダを訪れたが、ハットンとかナラタニアを拠点にして、登山後に、ナヌオヤ駅を訪れるとかの方が、正直楽。*

詳しくは、下の記事を参考にどうぞ。

関連記事 : 聖なる山「スリーパーダ (アダムスピーク)」のアクセス方法。

また、② ホートンプレインズ国立公園への日帰りツアーも可能。

ホートンプレインズに関しては、ナヌオヤ駅周辺やヌワラエリヤを拠点にするのが、1番良いと思う。

ヌワラエリヤと言えば、紅茶の産地。

有名な紅茶工場が3つあるので、③ 紅茶工場の見学をするための拠点にもなる。

気になる工場だけ訪れるのもアリだし、全部行ってみるのもアリだ。

個人的には、大体この3つを目的に、この宿に滞在した。

他には、ヌワラエリヤの中心部をブラブラすることも出来るが、正直、町歩きは面白くない。

ただ、ゴルフや乗馬が好きな人は、楽しめるかもしれない。

関連記事 : スリランカの正月シーズンに、ヌワラエリヤを散歩してみた。

そして、ナヌオヤ駅屈指の「安宿」

特に、僕がヌワラエリアを訪れたのは、4月で、ちょうどスリランカの正月シーズン (4/13-4/17) だった。

この時期は、ヌワラエリヤが、一年の中で最も人気のある時期なので、宿の値段は普段の倍の値段になる。

これは、ヌワラエリヤのどの宿にも関わらず、2倍以上になる。

日本の連休のようなスリランカの休日に当たらなければ、一泊10ドルくらい (朝食込み) で泊まれる。

ヌワラエリヤ自体は、そんなにやることないのだが、

この宿「Yoho The Train View」は、個人的に、おすすめしたい。

スリランカのゲストハウスって、配慮がきちんと行き届いてる宿が多い。

家具も安物だし、建物も年季入ってるけど、清潔感を感じる。

ホスピタリティーがある。

スリランカで、色々ゲストハウスに泊まったけれど、個人的に、1番印象に残ってるのが、この宿。

そして、この宿のオーナー。

アクティビティーの都合上、結局4泊したのだが、いつの間にか、お父さんのような存在になっていた。

今でも、最後に握手を交わした時のオーナーの目が忘れられない。