韓国史上最も魅惑な歌姫/ソングライター『Seori (ソリ)』の魅力。




普段、Avicii(アヴィーチー)を除き、強くアーティストを取り上げることはないが、今回特別に紹介したいシンガーソングライターがいる。

それは、生まれも育ちも、韓国である純韓国産の歌姫/ソングライター『Seori(ソリ)』だ。

彼女は、Avicii と似たような匂いがする。すごく感覚派で、直感的スタイルのミュージシャン。

内向的で、非常に繊細な性格だが、それ故に、アーティストしての表現力が深く、独特な世界観を持っている。

Seori
Seori

これまでの韓国のミュージシャンのほとんどは、『太陽』のようなアーティストばかりだった。

別の言葉で表現するならば、

これまで韓国発のミュージシャンは皆、ガンガンと自分を表に出していき、歌と踊りや、パフォーマンス力で、ファンを陶酔させていく『エンターテイナー型/アーティスト』であった。

『韓国』という“お国柄”もあるのかもしれない。

けれども、彼女を『太陽』か『』かで表現するなら、彼女は神秘的な『』であり、妖精やエルフ達の住む世界のような、地球の中においても、宇宙的要素を感じさせる世界観がある。

僕は、Seori (ソリ) が出演し、歌っているミュージックビデオをいくつか見た時、「やっと本物が韓国から現れたなぁ」と思った。

その『本物』というのは、『2つの意味』にて。

1つは、『本物のアーティスト———表現者』。つまり、ようやく韓国に、『芸術家型/アーティスト』が現れたということ。

この『2タイプのアーティスト(エンターテイナー型/芸術家型』というのは、自己表現力の深さが違う。『芸術家型』のアーティストは、より自分自身を掘り下げないといけないし、より深く自分自身を知らないといけない。

2つ目は、韓国人って、国の性格的なのかレコード会社の問題なのか、数字を水増しするところがあるんだけど、この人は一切していない。しかも水増ししていないのに、その数字以上に、実力や魅力を感じさせてくれる。

おそらく、まだ大衆が追いついていないだけであり、それがフォーロワー数の割に、第一線で活躍しているミュージシャンの間で特に有名で、絶賛されているところに現れているように思う。

音楽ファンだけでなく、BTS(防弾少年団)のジョングク、赤頬思春期のアン・ジヨン、Stray Kids、Golden Childのジュチャン、AB6IXのキム・ドンヒョン、Weki Mekiのチ・スヨン、CIXのスンフン、CRAVITYのテヨン、DAY6など多くの歌手がSeoriの歌を推薦し、関心が集まっている

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Seori (ソリ) が所属しているレコード会社は、『ATISPAUS (アティスパウス)』。

このレコード会社については、また別の記事で書きたいなと思っているが、ここに所属している音楽プロデューサーはもう一人いて、Seoriのシングルのほとんどが、彼(Graphix)との共作だ。

彼女の動画を見ていると、すごく彼女(Seori)の素顔、ありのままの感じが伝わってくる。

おそらく彼女のチーム『ATISPAUS』が、かなり彼女にとって、気を許せる人———信頼できる人達であり、少数精鋭なのだろう。またチームが彼女がありのままで居て、素顔が魅力だと心得ており、それをきちんとファンに届くように、サポートしているおかげだとも思う。

大変素晴らしいことだ。一視聴者として、感謝したい。ありがとう。

韓国史上最も魅惑な歌姫/ソングライター『Seori (ソリ)』の魅力

彼女の歌声は、魂まで浸透してくる。

染み込んでくる。ピュアな純粋な透き通るようなエネルギー———そこが、彼女の魅力だ。

アーティスト名である“Seori”は、韓国語で『(しも)』。また、『盗む』という行為を意味する単語で、彼女は初め、車の窓ガラスとかに降りる『』の美しさ———単に反対側を見通せるほど透き通っているところに惚れて、“Seori”を選んだらしい。

だが、“Seori”には『盗む』という意味もあったため、後付けでその単語の意味を、「自分の音楽を通して、人々の心を奪えたらいいなと思う。」とコメントしている。

“名前を選んだ理由”といい、その言語の一見するとネガティブな側面の意味を、ポジティブにこう返してくる感じ。

スピリチュアル的に言えば、彼女はなかなかの『オールドソウル(古い魂)』だと思う。『オールドソウル』と言えども、地球に降りて来ている中ではかなりのレベル幅があるのだが、その中でも彼女からは、上級的『魂の性質』が垣間見れる。

プレイボーイな韓国男児たちが、なかなか手を出せない王妃。そういう男を、一切寄せ付けない雰囲気すらもあるしね。笑笑

まあ、とにかく彼女には、底深い魅力がある。

まだまだ荒削りだが、それでこのクオリティー。このまま磨いていけば、かなりの逸材になる。彼女は、冷静に自己分析することが出来るし、自身の後悔を反省しバネにもしている。もはや伸び代しかない。もっともっと魅力が引き出されていくだろう。

因みに、過去に5年ほど音楽のブログを運営していて、海外のアーティスト写真を、サムネイルや差込などで選ぶ際、ピンと来る写真が少なく、よく写真選びに困ったのだが、良い写真が多過ぎて、サムネ選びに困ったのは、今回が初めてかもしれない。

Seori (ソリ) のおすすめ7曲!

引き込まれる歌声”と“豊かな表情”に注目!

1. Seori – Blame Myself (ILLENIUM Cover)

僕自身は、彼女を初めて知ったきっかけが、この『illenium – Blame Myself』のカバーソングだった。

個人的に『illenium(イレニウム)』は、2017年の夏頃から注目していて、それ以来フォローしているのだが、彼本人が、TwitterとInstagramの公式アカウントで、この動画をシェアしていたため、とりあえずなんとなく動画を開いてみた。

するとカバーソングでありながらも、背景のテレビに、illeniumのアルバムのジャケットが映っていて、「セッティングが凝っているなぁ」と思いながら視聴していると、なんかよくわからないが、心で“振動”を感じたというか、彼女の歌声は耳までじゃなく、心まで、透き通るように浸透してくるものがあった。

そして、彼女の『集中力』と『情熱 (本気度)』に引き込まれたのか、気が付くと、この動画を見終わっている自分がいた。

それで、「このシンガー誰だろう?」と思って、彼女のシングルも聴いてみようと思い、このカバー曲を聴いた後に、関連動画で表示された『Dive With You』も視聴してみたのだ。

2. Seori – Dive with you (feat. eaJ) (Live ver.)

それで、この韓国のビーチで、歌っている動画を見てみたのだが、

「あれ? こんな女性だったっけ!?👀」

開始早々、彼女の表情が、1つ前の動画と全く違くて、「えっ、この人、こんな表情もあるんや」と、歌よりもまずそっちに驚いた。

『1:11』前後では、彼女の表情から、「この人、シャイな人かもしれん!」と、そこにシンパシーを感じた自分もいて、歌も良かったが、どちらかというと、人物の方に、僕は興味惹かれた。

他にはない表情というか、独特というか、そこが特に新鮮だったのだ。

また、このミュージックビデオ舞台も、日本にはない雰囲気で、セッションをしている男———『eaJ』からも、ピュアなエネルギーを感じて、良かった。

eaJ x keshi – pillows

『eaJ』は、『DAY6』という韓国の4人組バンドメンバーの一人らしい。

彼も、Seori (ソリ) と同じように、『太陽』ではなく、『』タイプのアーティストだ。

eaJ x Seori “It just is (feat. keshi’s Strat)”

Dive With You』以外には、この『It Just is』でも、2人はコラボしている。

動画の冒頭では、eaJがSeoriにデモを送って、それにSeoriが最初のVerseをつけ、eaJに送り返し、eaJが気に入ったため、そのまま次のVerseも作成。その時、eaJは、この曲は、「Seori ft.自分(eaJ)だな」と感じたそうだ。1番最後のラインは、Seoriが良いアイディアを思い付かず、eaJが歌詞とタイトルを付けて、フィニッシュ。

お互いに、満足のいく形で完成した様子が、『1:15』までのインタビューから垣間見れる。

3. Seori – Lovers in the night (OFFICIAL M/V)

Lovers in the night』は、僕自身、3番目に視聴した『彼女のミュージックビデオ』だったのだが、

「あれ? また全然違う表情を見せるな。」と、またまた驚いた。今度は、イケイケな夜の『シティーガール』ではないか!?👀と。

しかも、この楽曲のクレジットを調べたら、まさかの『Albin Nedler (アルビンネドラー)』と『BONN (Kristoffer Fogelmark)』だった。

左(Albin Nedler), 右(Kristoffer Fogelmark)

Avicii (アヴィーチ) の『Pure Grinding』、『SOS』、『Freak』や、Martin Garrix (マーティン・ギャリックス) の『Starlight (Keep Me Afloat)』、『No Sleep』、そしてワンダイレクションの全盛期の楽曲を、数多くプロデュースした凄腕音楽プロデューサーである。

Avicii – The Story Behind “SOS” ft. Aloe Blacc

Avicii – SOS ft. Aloe Blacc』の制作秘話にて2人は、初めてTim(Avicii)に会った印象なども含めて、インタビューに答えているので、興味のある方は、是非こちらの動画も見てみて欲しい。

関連記事 : Avicii (アヴィーチー) の人気曲「Wake Me Up」の意味は、『死なせてくれ』だった!?

4. Seori – Running through the night (OFFICIAL M/V)

Running through the night』。

個人的に、彼女のシングルで今の所1番好き!

ミュージックビデオの世界観が、彼女のカラーとマッチしているというか、今の所、彼女の魅力が1番色濃く反映されている音楽、そして、ミュージックビデオだと思う。

彼女自身、これから、シンガーとしてだけでなく、アーティストとしてやっていく上で、その方向性や世界観を表現するために、ぴったりの1曲になっている。

ミュージックビデオに対する感想で言うと、これまた Seoriの表情が魅力的で、個人的には特に『2:11』、『2:24』、『2:45』あたりの表情が印象的だった。

そして『3:55』以降はまるで王妃のようで、宇宙の神々を支える女神を連想させるものがあった。

『Seori』は、ローマ字読みすると、『セオリ』だし、『瀬織津姫(セオリツヒメ)』というか、個人的には『ソリ』ではなくて、『セオリ』と呼ばせて頂いてる。笑笑

また、この曲の歌詞は、『韓国語』と『英語』が混合していて、『英語だけのバージョン』も、YouTubeにアップされていたので聴いてみたが、個人的には、このオリジナルの『韓国語と英語のミックスバージョン』の方が、断然良く感じた。

なんていうか、『英語』より『韓国語』の“”の方が、この曲によりマッチしているんだ。

彼女が歌詞に、『韓国語』と『英語』を混合させるのは、国際的にするためではなく、歌詞の意味をより伝えるために、『韓国語』の方が適した場合と、『英語』の方が適している場合があるからだそう。

彼女はかなり細かい部分———ディテールまでこだわるアーティストで、表面的に彼女の曲を聴いていても、見逃してしまう魅力が多い。

あと彼女は、ミュージックビデオ(MV)に、プロローグとエピローグを入れる。つまり、ストーリー性を重視していて、MVでは何かストーリーを、ファンに届けようとしている。

彼女は“”というものに敏感で、普通のアーティスト以上に、感受性が強いというか、感性が豊かだと思う。

そしてこの『Running through the night』は、EP『?depacse ohW』に収録されている。

EP『?depacse ohW』

EP『?depacse ohW』は、『Who escaped?』を、リバースしていて、逆走させて綴っており、『困難な現実からの逃避』が大きなテーマになっている。

個人的には、このEPに収録されている『Fairy Tale』もおすすめしたいかな。

また、全曲、Seoriが作詞作曲の中心にいて、もう一人のプロデューサー(Garphix)と2人だけで共作している。

そして「それはなぜか?」という質問に対して、

Seori (ソリ)はまず、「自分自身で作曲することに重きを置いている」ということ。次に、「相方であるGraphixとの化学反応というか、彼との作曲の相性、そして彼は私が重きを置いている部分、抽象的にビジョンを伝えても、私が伝えたい本質を、そのポイントを理解してくれるから。彼を信頼しているから。」と答えている。

因みに、その部分は、ここから7つ下の動画『“これが、私(Seori)です” –  エピソード5』にて、語られている。

5. Abir – Tango (Cover Seori)

彼女のキャリアにおいて、大きなブレイクスルーとなった1曲 Abir (アビール) の『Tango』。

要するに彼女はこの曲のカバーで、バズった。

というか、本家のミュージックビデオよりも、『Seori (読み方; ソリ)』のカバー動画の方が、再生されている。まさかの本家越えだ。

また、最後のおまけコーナーも好き。Seoriの飼い猫『Aae-ji』が出てくるのだが、面白い。

猫は、『意識的に次元間を行き来出来る』と言われていて、他の次元に対する感性を広げてくれる生き物だが、猫好きな人は、マイペースで自由な環境を好むイメージもある。

6. 레이첼 야마가타(Rachael Yamagata) – bebe your love (Cover Seori)

初期の頃は、いくつかカバー曲を、YouTubeにアップしているが、このカバー曲のチョイスも良いんだよね。独特というか。

選び方に、自分軸———自身の感性がある。

このレイチェル・ヤマガタのカバー曲に関していうと、

特に「Everybody’s talking how I, can’t, can’t your love But I want, want, want to be your love Want to be your love, for real」のラインが、特に印象的。

ある朝、起きてすぐに食器を洗っていたら、何かの歌を口ずさんでいる自分がいて、「あれ? これ誰の曲だっけ?」と思い出し調べると、昨晩聞いていたこのカバー曲だったということがあった。

その夜は色々たくさんの曲を聞いていたはずなのだが、その『歌声』と『メロディー』だけが、残っていた。彼女の歌声は不思議となんか残りやすいんだよね。。。

7. Olivia Rodrigo – drivers license (Cover Seori)

このオリビア・ロドリゴのカバー曲『dirivers license』を聞いた時は、鳥肌が立った。

隣に座って聞いている———自身が歌手でもあるインタビューアーも、「あなたは歌うと、全くの別人になるね」とコメントしている。

歌で、隣に座る男をイカせるとは、さすがだ!笑

番組内でのパフォーマンスだから、大きめなリアクションを取っているとは思うけど、ある意味、本家越えのカバーだと感じさせる魅力があった。

ライブになると、また別人!?

@HITC 2021 in LA | [DF CAM] DF X 88rising

「内向的な割には、ライブパフォーマンスも楽しそうじゃないか」という印象を受けたが、彼女は『自己表現』というのが本当に好きなんだろうね。と感じた。

あとは、生でファンの人達のエネルギーを受け取れる場というか、受け入れられている強烈な感覚というか。エネルギーの交換というのは、地に足をつける(グラウディングする)上でも、大切なことで、生きることの喜びでもある。

ただ彼女も、Aviciiこと、Timのように、こういうパフォーマンスを長く続けていると、ストレスに感じてしまうタイプだとは思う。やっぱり自分は、こういう人前に立つことは好きじゃないと。そう思う日が近い将来、来るかもしれない。

ライブパフォーマンスでいうと、声の馬力というか、ライブではもう少し声を張り上げる出し方をする必要があるかもしれないが、それが向いてないタイプだと判断するなら、表現形態を変えて、より自身の個性を活かせるライブ空間を作ることに、徐々にシフトしていきそうだ。

そういう『自己表現形態』の変化も含めて、今後の『彼女の自己表現』が、非常に楽しみである。

こんな一面もあり?

뭔가맘에안드는서리 (なんかしっくり来ないぞ)

妥協しない性格というか、自身の心が納得いかないと、周り的にオッケーでも、嫌なタイプ(性格)というのが、垣間見れる瞬間。

からの切り返し!笑

조명 있vs없🙄 (照明でめっちゃ変わりますね〜 by ビデオマン Seori)

https://youtube.com/shorts/YJtMv02E3rU?feature=share

照明どうこうの前に、ビデオの撮り方が面白い。

“これが、私(Seori)です” –  エピソード5

自己免疫疾患である『全身性エリテマトーデス (Systemic lupus erythematosus)』。

セレーナゴメスも、この病気をカミングアウトしていて、この病気を調べた時に、同じアーティストで、この珍しい病気を克服していた人がいたことは、大変勇気づけられたと語っている。

*『Lupus (ループス)』は、20ー40代の女性に多くみられる症状で、難病の一つ。*

彼女は小さい頃から、非常に内向的な性格であったようで、本当の自分を知るには5年はかかると笑いながら語っているが、そのくらい気の許せる人が限定的というか、打ち解けるのに時間を要する人なのだと思う。

感受性の強い人は、今の現代社会は大変生きづらいし、そういった面も、自己免疫疾患を起こしてしまう一つの要因なのかもしれない。

最後に

彼女は『ストーリー・テラー (物語を伝える人)』である。

彼女の音楽の“”を味わうことも素晴らしいことだが、彼女はその曲で何を表現したがっているのか、またその曲のミュージックビデオを通して、何を伝えようとしているのか。

そういう部分にもアンテナを貼りながら、彼女の世界観というのを、ぜひ味わってもらいたいなと思う。

一人の『芸術家(アーティスト)』として、彼女を見ていくと、もっと深く味わえるというか、より楽しめると思う。

そこが『エンターテイナー』にはない要素だと思うんだ。エドシーランやテイラースウィフトタイプのアーティストにはね。

彼女は、今後の向かう先として、Avicii (アヴィーチ) のように、ジャンルの垣根なく、動いていく可能性がある。ロックに傾いたり、EDMに振れたり、垣根に囚われず、自分自身を表現していくであろう。自己表現に没頭しているから。

まだ他にも、彼女を語る上で欠かせない要素がいくつかあるんだけど、それらはいつかの記事に譲りたいなと思う。

それでは最後まで読んで頂いてありがとう。

最後は、この『Seoriキューピット』の画像で、締めくくりたいと思う。

そういえば、Aviciiも似たようなことをやっていたな。笑

もしかしたらこういうのは、シャイで内向的な『芸術家タイプのアーティスト』がやりがちな、ユーモアある自己表現の一つなのかもしれない。

おまけ

Spotifyにて、彼女のシングルを『1つのプレイリスト』にまとめているので、音源だけ聴きたい人は、ぜひ利用してみてほしい。