【YouTube限定シリーズ】: オススメ洋楽 Vol.2 (Mashup 編)




YouTubeでしか聞けないオススメ洋楽シリーズということで、

今回は、「Mashup (マッシュアップ) 編」。

EDMに精通してない人は、初耳の単語かもしれないので、簡単に用語の説明をすると、

Mashup (アッシュアップ)」とは、2曲以上をミックスして、1つの楽曲にすること。

だが、もちろん、グチャグチャに、混ぜ合わせることではない。

2曲をマッシュアップする場合だと、

どちらの曲も同時進行させ、片方の曲は、ボーカルなし。もう片方の曲は、インスト(伴奏)をオフにして、ボーカルだけ流す。

というような感じ。

詳しくは、実際に知っている2曲がマッシュアップされたものを、聞いてみるのが、1番だ。

YouTubeには、たくさんのマッシュアップ音源が上がっているのだが、今回は、その中でも、僕が最も素晴らしいと感じた「11個」をピックアップしてみた。

これらの「Mashup (アッシュアップ)」というのは、シングルとして、リリース出来ないため、Apple MusicやSpotifyでは、試聴することが出来ない。

なので、貴重な音源だ。

実際に聞いてみると、「この曲とこの曲は、こんなに相性が良いのか!」と、驚くことも多いはずだ。

オススメ洋楽 (Mashup 編)

1. Coldplay – Fix You vs. Otto Knows – Million Voices vs. One Republic – Apologize (David Guetta Mashup)

Mashup された楽曲

・Coldplay – Fix You
・Otto Knows – Million Voices
・One Republic – Apologize

世界的に、かなり有名な DJ の一人 David Guetta (デイヴィッド・ゲッダ) による Mashup (マッシュアップ)。

この3曲は、それぞれシングルとしても、すごく好きなのだけれど、また相性が、超良い。

だがしかし、

ゲッダさんは、DJ が下手なのですよ…。

作曲の才能はあるのだがね。笑

あれだけ、長いキャリア DJ しているのに、いっちょも技術が成長していかない…。

だから、厳密に言うと、

この音源は、マッシュアップとは言えず、ただ交互に、3曲流してるだけなのだ。笑笑

いきなり、企画倒れの選曲だが、イケてる音源なので、大目に見ておくれ。

2. Alesso – Calling vs. – City of Dreams (Alesso Mashup)

Mashup された楽曲

・Sebastian Ingrosso, Alesso – Calling (Lose My Mind) ft. Ryan Tedder
・Alesso & Dirty South – City Of Dreams

どちらも、Alesso (アレッソ) というスウェーデン出身の DJ の作曲したシングルということもあり、まるで1つの曲のようだ。

“ City Of Dreams ”の曲の中で、最もクールな出だしの部分が、使われ、後は、“ Calling ”。

昔のアレッソの音楽は良かったなぁと、しみじみ思う。

3. Sultan + Ned Shepard – Walls vs. Coldplay – Every Teardrop is Waterfall (Sultan + Ned Shepard Mashup)

Mashup された楽曲

・Sultan + Ned Shepard – Walls (ft. Quilla)
・Coldplay – Every Teardrop is Waterfall

Sultan + Ned Shepard (サルタン&シェパード) は、日本では全然知名度がないけれど、個人的に、なかなか好きなアーティストで、“ Walls ”は、特に好きなインスト (伴奏曲) だ。

他には、“ When We Were Young (Vicetone Remix) ”も好きだし、後は、“ Coldplay & Avicii – A Sky Full of Stars ”のリミックスも、とてもお気に入り。

彼らの音楽は、聞くと気分が明るくなるし、メロディーが素晴らしい。

Kygo (カイゴ) のように、どの曲もクオリティーが安定しているわけではなく、良い曲と微妙な曲の差は激しいアーティストだが、Sultan + Ned Shepard (サルタン&シェパード) は、素晴らしいものを持っている。

上のYouTube動画のマッシュアップを初めて聞いた時は、「何これ、めっちゃ良いやん!」って正直思った。

2016年からリピートしているが、飽きないし、超おすすめ!

4. Avicii – X You vs. Zedd – Clarity [Quintize & Ality Bootleg]

Mashup された楽曲

・Avicii – X You
・Zedd – Clarity (ft. Foxes)

Avicii (アヴィーチ) というアーティスト名は、非常に有名だが、この“ X You ”という楽曲は、ほとんど知られていないと思う。

これは、彼自身が、最初からグランドアップした曲ではなくて、

Avicii が、指揮官として、全世界の作曲家からアイディアを募集して、メロディー、バスライン、ビート/リズム、ブレイク、エフェクト、各部門それぞれを組み合わせ、1つの楽曲を作ったもの。

最初で最後のプロジェクトだったが、

この“ X You ”は、めちゃくちゃクオリティーが高い。

そして、この最高なインストに、Zedd の人気曲“ Clarity ”のボーカルが、マッシュアップされており、

これが、めちゃくちゃ相性良い

5. Justin Bieber – Love Yourself vs. The Chainsmokers – Roses

Mashup された楽曲

・Justin Bieber – Love Yourself
・The Chainsmokers – Roses (ft. ROZES)

この2曲も、意外と相性が良い。

そして、両方の良いとこ取りって感じかな。

曲のテンポが、少し早くなっていて、それが何よりも、この音源の良さのキーになっている。

“ Love Yourself ”にしても、“ Roses ”にしても、そこら中の商業施設で使い古されていたので、単体で聞くのは、聞きたくなくても、このマッシュアップだと、イケる!

曲の最後の締め方が、雑だけど、それ以外の部分は、文句なし。

6. Coldplay – Yellow vs. The Chainsmokers – Don’t Let me Down (Remix)

Mashup された楽曲

・Coldplay – Yellow
・The Chainsmokers – Don’t Let Me Down ft. Daya
・The Chainsmokers – Don’t Let Me Down (T-Mass Remix)

この時から、チェインスモーカーズとコールドプレイの相性の良さは、垣間見えていたのかもしれない。

因みに、上の映像は、Ultra Miami 2016 のチェインスモーカーズのライブセット。

16億回以上再生されているメガヒット曲だが、個人的には、T-Mass Remix の方が好み。

7. Discopolis – Falling vs. Coldplay – A Sky Full of Stars (Alesso Mashup)

Mashup された楽曲

・Discopolis – Falling (Committed To Sparkle Motion) (DubVision Radio Edit)
・Coldplay & Avicii – A Sky Full of Stars

僕は、選曲に関しては、Tiestoが世界一だと思っているが、

マッシュアップに関しては、Alesso (アレッソ) だと思っている。

正直、2018年以降のアレッソは、尊敬してないが、2014年・2015年の頃の彼の楽曲は、素晴らしかった。

少し雰囲気は暗めなマッシュアップではあるが、彼の個性がしっかり出ていて、魅力的だ。

8. Coldplay – A Sky Full of Stars vs. Avicii – Fade Into Darkness (Tiesto Mashup)

Mashup された楽曲

・Coldplay & Avicii – A Sky Full of Stars
・Avicii – Fade Into Darkness

この2曲をマッシュアップするという発想は、全くなかったが、さすが、Tiesto (ティエスト) だ。

美しく、カッコイイ!

確かに、どちらも、Avicii の手掛けた曲だし、相性が抜群なのも、頷ける。

9. Axwell /\ Ingrosso & Alesso – Laktos is Calling vs. You Got The Love vs. I Wanna Dance With Somebody

Mashup された楽曲

・Sebastian Ingrosso – Laktos
・Florence + The Machine – You’ve Got the Love
・Whitney Houston – I Wanna Dance With Somebody
・Sebastian Ingrosso, Alesso – Calling (Lose My Mind) ft. Ryan Tedder

Alesso (アレッソ) の恩師は、Sebastian Ingrosso (セバスチャン・イングロッソ) ということもあり、彼ら3人は仲が良い。

それはさておき、

このマッシュアップは、2分28秒という短い音源でありながら、この記事で紹介するMashupの中で、最多の4曲含まれている。

でも、それなのに、1曲のように感じるところが、このマッシュアップの凄さだと思う

10 . Dimitri Vangelis & Wyman – Penny vs. Avicii – Without You (Tiësto Mashup)

Mashup された楽曲

・Dimitri Vangelis & Wyman – Penny
・Avicii – Without You (ft. Sandro Cavazza)

これは正直、かなりオススメ!

Without You ”のシングルに聞き飽きた時は、是非、このマッシュアップのバージョンで、聞いてみて欲しい。

2つのシングルが、どちらも輝いていて、まるで、教科書のようなマッシュアップだ。

11. Vargas & Lagola – Daughter of a Rifleman vs. Avicii – Steppingstone (Kevin Faltin Mashup)

Mashup された楽曲

・Vargas & Lagola – Daughter of a Rifleman
・Avicii – Steppingstone (ID)

このリミックスには、個人的にビックリだね。

“ Steppingstone ”のドロップも、音程が外れていないし、ボーカルもかなりマッチしている。

Avicii のこのシングルIDは、まだ公式にリリースされていないもので、YouTube上には、たくさんのリメイク動画が上がっているのだが、どれも正直イマイチなのだ。

ファンの間では、

よく Avicii の未リリース曲をリメイクしている「Alex ST」さんという方が評価されているんだけど、個人的には、彼のリメイクは高評価出来ない。

理由は、Avicii のシングルの核となるメロディーや音の配置がズレているから。

確かに、パッと表面的に聞けば、良い曲に感じるが、Avicii が作曲し、曲を完成させる上で、絶対に妥協せずに、完璧さを求めてこだわる部分が、自己流にアレンジされており、残念。

リメイクというのは、勝手に塊のパートをアレンジしたら駄目で、一個一個完璧に正確に再現しなくてはならない。

リメイクや翻訳というのは、役者・再現者のエゴを出してはならない。

でも、その点、この Kevin Faltin のマッシュアップは、お見事である

構成も、サウンドも、まとまっていて、Avicii スピリットも、少し感じる。

アヴィーチ自身の基準からすると、この状態から、もう2段階ブラッシュアップさせないと、絶対に公式にはリリースしないようなクオリティーではあるが、1つの生き物のように、生命のある曲に仕上がっていて、何度もリピートしてしまう。

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