ウダワラウェ国立公園の近くにある「Max Safari Villa」は、スリランカに数多くあるゲストハウスの中で、僕が、最もおすすめな安宿の1つだ。
ウダワラウェ国立公園で、サファリをするために、この宿を選んだのだが、予想以上に、この宿が良かった。
なぜ、自分の満足度が高かったのか。
僕が、実際に滞在した時のスケジュールを通して、このゲストハウス「Max Safari Villa」の魅力を伝えられたらいいなと思う。
「Max Safari Villa」の魅力
*一応事前に、宿の人にサファリをしたいということは伝えていた。*
オーナーの対応力
僕は、スリランカを時計回りに一周するようなルートで旅をしていたので、ウダワラウェには、ティッサマハーラーマという町からやって来た。
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ティッサでやりたいことは全部終え、早く次の町へ移動したかったので、朝の7時に、ティッサを出た。
途中乗り換えで色々あったけれど、ウダワラウェ国立公園近くの予約してた宿「Max Safari Villa」には、朝の9時15分に到着。
僕の朝早い到着に、驚いていた宿のオーナーの Max だが、すぐに機転を利かせて、こういう提案をしてきた。
「今日は、午後から天気が崩れそうだ。今朝、宿から出発し、サファリをしに行った欧米人が、10時前に帰ってくる。10時からサファリへ行ってくると良い。」
因みに、僕が到着した時の宿周辺の天気は、雲一つない晴天。それに、サファリは、「6時〜10時」、「14時〜18時」のどちらかの時間帯が、一般的だ。
なぜなら、暑い時間 (10時〜14時) は、動物が見れないケースが多いからだ。
しかし、彼は、雲一つない晴天の時に、「10時〜13時半」という最も暑い時間帯でのサファリを提案してきた。
僕は、こう返答した。
「お昼の時間帯でも、動物は見れるの?」
すると、Max は、
「見れるよ。だが、土砂降りや雷雨になると、ゾウや他の動物も、国立公園の奥の方へ逃げてしまって、見れなくなってしまう。」
僕は、少し考えた。
一般的な常識を取るべきか、それとも、ずっとこの地域に住んでるオーナーの経験を信じるか。
だが、Max の提案は、彼のエゴではなく、僕を思いやっての提案だったのを彼の目や態度、話し方から伝わっていた。
なので、僕は、自分の直感と照らし合わせて、彼の提案に乗ることにした。
朝食が、凄く美味しい!
Max に、じゃあ、「10時から、サファリに行くよ。」と言うと、
彼は、「朝食は食べたか?」と聞いてきた。
そういえば、僕は、まだ朝食を食べてなかった。
今の時刻は、朝の9時20分ごろ。
「じゃあ、今から朝食の準備をするから、9時半〜10時の間に、食べるんだ。」
了解。ということで、朝食を待つ。
朝食が来るまでに、Max とサファリのことについて、少し話す。
「通常は、ジープ料金が、半日で、4000Rsだが、3500Rsに負けてあげる。で、入園料は、国立公園の事務所で、個人で払ってくれ。おそらく、4,5千Rsだと思う。」
「ジープ料金と朝食代は、後日の支払いでいい。」
「それと、ベイビーエレファントには、興味あるか?」と聞いてくる。
「15時から、ゾウの孤児院 (Elephant Transit Home) で、授乳の時間が始まる。13時か、13時半に、サファリを終えて、宿に着くと思うから、14時に宿を出て、チケットを買いに行くんだ。」
「ゾウの孤児院までは、宿から歩いて、10,15分くらいで着くよ。入園料は、500Rs (約325円) だ。そっちは、全然高くない。」
彼は、俺の旅のマネージャーなのだろうか。
というくらいに、
ハードなスケジュールではあるが、なかなか的確な提案してくる。笑
あと、サファリの際の注意点も言ってきた。
「国立公園の近くで、サファリ中のガイドをやると言ってくる人がいるが、断っていい。ドライバーで、ガイドは十分だし、彼らは、3000Rsくらいの料金を要求してくる。」
そうこうしているうちに、朝食が運ばれてきた。
フルーツは、「バナナ、スイカ、パイナップル」。
丸いのが、ロティで、黄色のが、パンケーキ。
2つとも、スリランカの朝食によく出てくる料理だ。
因みに、上の写真にはないが、紅茶もあった。
ロティも、パンケーキも、とても美味しかった。
こういうの食べちゃうと、美味しくないロティを食べられなくなっちゃう。
そして、最も印象的だったのが、スイカ。
こんなみずみずしいスイカは、かなり久しぶりに食べた。
凄く新鮮なスイカだった。
ウダワラウェ国立公園に、サファリへ。
10時頃に、サファリからジープが帰ってきた。
戻ってきたばかりのドライバーは、大変だが、凄くエネルギッシュなドライバーで、早速、国立公園へ向かう。
アクセス
Max Safari Villa (青い宿マーク) とウダワラウェ国立公園のエントランス (赤ピン) の位置関係はこんな感じ。
宿から国立公園のエントランスまで、車で、約10分。
因みに、ゾウの孤児院 (オレンジ色のピン) は、宿から歩いて、10分,15分ほどだ。
サファリの話は、長くなってしまうので、また別の記事で、紹介する予定だ。
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無事に、サファリから帰ってきた。
15時から、ゾウの孤児院が、オープンして、ベイビーエレファントの授乳の時間が始まるので、休憩出来るのは、30分ほど。
さあ、次のアクティビティだ。
ゾウの孤児院へ
ゾウの授乳を見学する時間は、30分ほど。
見終わって、時刻は、15時半。
宿に帰ろうとすると、ポツポツと雨が落ちてきた。
そして、数十秒後には、「土砂降りの雷雨」。
宿のオーナーの予想は、大的中。
もし、僕が、夕方のサファリを申し込んでいたら、きっと動物を満足に見れなかっただろう。
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宿に戻り、部屋で休憩タイム。
僕は、正面奥の部屋だった。
部屋の中は、こんな感じ。
新品でもないし、高価な家具ではないが、清潔感があり、宿の人の配慮が行き届いてるのを感じる。
エアコンと扇風機が部屋についてる。
無料wi-fiはあるのだが、弱かった。その点だけが、唯一残念だったかな。
でも、スリランカは、最強SIMカードがあるので、問題ない。
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部屋の料金は、「一泊24ドル (朝食込み)」。
宿泊料金は、時期によっても変動するので、下の予約サイトで、チェックしてみて欲しい。
夕飯 (ディナー)
夕飯も、スリランカ料理だが、味は、美味しい。
ただ、量は、そんなに多くない。
凄く食べる人は、リクエストして見ると良い。
最後に (まとめ)
僕が、ティッサマハーラーマで、ウダワラウェでのサファリのジープ料金を聞いた時は、半日で、5000Rsだった。
だが、「Max Safari Villa」では、「半日4000Rs (約2600円)」。
しかも、君は一人だからと、「3500Rs (約2275円)」に、まけてくれた。
*1人だと、国立公園の入園料が高めになる。*
ほとんどのゲストハウスやホテルでは、ジープを所有してないので、こういうディスカウントをしちゃうと、商売が成り立たなくなってしまう。
だから、彼がジープ代をディスカウント出来たのは、Maxが、ジープのオーナーでもあるからなのだ。
そういう意味でも、この宿は、凄くおすすめ。
しかも、ジープのドライバーも、名ガイドである。
また、朝食が美味しいのも、大きな魅力だ。
結構ゲストハウスの朝食って、不味いことも多い。
あとは、何と言っても、オーナー (Max) の親切さと頼り甲斐のある感じ。
ウダワラウェ国立公園でのサファリやゾウの孤児院に行こうと考えてる人には、是非、僕は、「Max Safari Villa」をおすすめしたい。
きっと、素敵な滞在になると思う。
宿泊料金 : 一泊一部屋「24ドル」。
朝食・ディナー : 美味しい。
アクセス : ウダワラウェ国立公園まで、車で10分。ゾウの孤児院まで、徒歩15分。
Wi-Fi : あるけど、弱い。
オーナー : 素晴らしい。
ジープ料金 : 半日で、「4000Rs」。