ウダワラウェ国立公園でのサファリは、ゾウと鳥の楽園だった。




ヤーラ国立公園やウィルパットュ国立公園のサファリの主役は、スリランカヒョウ (レオパード) だが、

ウダワラウェ国立公園の主役は、「ゾウ (Ellephant)」。

因みに、ウダワラウェにも、ヒョウは生息してるが、ほぼ見れない。

ヒョウを見るなら、ウィルパットュか、ヤーラが、間違いなく、おすすめだ。

ウダワラウェ国立公園は、コロンボ空港からだいぶ、アクセスしにくい場所にあるため、入園料サファリ代などの情報も、ほぼ知られていない。

今回は、そんなウダワラウェ国立公園でサファリをしてきたので、どんな動物がいたのか。

どんな感じの国立公園だったのかなど、写真と言葉を通して、伝えられたらいいなと思う。

ウダワラウェ国立公園に、サファリへ。

ウダワラウェ国立公園のメインエントランス

上の写真が、ウダワラウェ国立公園の「メインエントランス」。

因みに、メインエントランスは、大きなウダワラウェ国立公園の南側にある。

*上の地図上の赤ピンが、ウダワラウェ国立公園のメインエントランス。*

因みに、青色の宿マークが、僕が宿泊したゲストハウス「Max Safari Villa」。

僕は、この宿で、サファリを予約した。

ジープの料金は、半日 (3,5時間) で、「3500Rs (本来4000Rs)」。

僕は、1人での参加だったので、もし観光客が2人いれば、1人2000Rsで良い。

まずは、チケットを購入。

上の写真のゲートをジープで通り抜け、2分ほど進むと、公園事務所がある。

ウダワラウェ国立公園の公園事務所

この建物の中で、チケット (入園料) を購入する。

中に入ると、入園料の料金表が、書かれてるボードを見つけた。

ウダワラウェ国立公園の入園料

観光客向けの入園料 (Entrance Fee)。

1人だと、「5050Rs (約3250円)」と書かれてる。

2人だと、1人あたり4000Rs。3人以上だと、一人当たり3250-3900Rsで、人数が多い方が、入園料も安くなる。

そういうシステム。

僕が乗ってるジープに観光客は、僕しかいない。

なので、

チケット (レシート)

僕が支払ったウダワラウェ国立公園の入園料は、「5000Rs (約3250円)」だった。

上の写真 (レシート) を見ると、きちんと内訳も書かれてるが、やっぱり、サービスチャージが、めちゃ高い。

しかも、ローカル1人60Rsって、値段違い過ぎる。笑

因みに、サファリをする上で、必要な支払いは、

入園料 (5000Rs)』と『ジープ料金 (3500Rs)』のみ。

つまり、ウダワラウェ国立公園で、ジープを1人で貸切参加する場合の費用は、トータル「8500Rs (5525円) 」だ。

またもし、ドライバーのサービスが良かった場合、チップをあげるのが、暗黙の了解である。

ジープのドライバーの給料は、ジープ料金の約3分の1なので、ドライバーが良かったら、是非チップを渡してあげよう。

それでは、サファリ開始!

チケット購入後、ジープで2分ほど公園の奥に進むと、チェックがある。

そこを超えると、ウダワラウェ国立公園内だ。

チケットチェック

サファリは、基本的に、「6時〜10時」、「14時〜18時」にするのが、一般的。

だが、僕は、色々あって、10時から、サファリをスタートした。

詳しくは、こちらの記事で書いてます。

なので、公園内から外へ出ようとしてるジープが、たくさん上の写真の中に映ってる。

ウダワラウェ国立公園のロードは、だいたいこんな感じ。

ヤーラ国立公園やウィルパットュ国立公園とは違って、道の両サイドの木は、背丈が低い。

昨日の夕方、土砂降りだったのか、道に水たまりが、たくさんある。

サファリでは、よく見る光景だ。

そして、開始3分後に、最初の動物を発見。

カワリクマタカ

カワリクマタカ (Crested Hawk-eagles) だ。

少し距離があって、これ以上アップには、出来なかった。

このワシをしばらく観察してると、ゾウのグループを発見。

ベイビーエレファントもいる。

美味しそうに食べるゾウさん。

サファリをしてるとよくわかるが、ゾウは、四六時中ずっと食べてる。

だから、こんなに大きな身体になるんだろう。

でも、あれだけ大きな身体の割に、目が小さい。

ゾウは、視力が弱いのだ。それを大きな耳の聴力で補ってる。

5,6頭は、いる。

その中のベイビーエレファントが、僕の乗ってるジープの方へ近付いてきた。

水を求めてきたようだ。

ゾウさんも、暑いみたいで、身体に水をかける。

すると、他のゾウもこの水場に集まってきた。

サファリの風景は、こんな感じ。

十分水を飲んで、浴びたらみたいで、また草むらへと戻っていく。

結構長く、このゾウたちを観察していたので、もう次へ進むことに。

スリランカのサファリでよく見る「ミドリハチクイ (Little Green bee-eater)」。

ただ少し距離が遠かった。

鮮やかで綺麗な色合いだ。

すると、5分後くらいに、またゾウを発見。

木陰に集まっている。

今時刻は、11時過ぎ。ゾウさんも、暑いようだ。

なんか、絵になる光景。笑

アフリカのサファリでも、たくさんゾウを見たけど、木の下の木陰に隠れてるところは、初めて見た。

近くには、車もたくさん集まってきた。

しばらくすると、ゾウたちが、移動し始めた。

また、別の動物を探すことに。

ウダワラウェ国立公園のロードは、こういう道が多い。

珍しくひらけていて、視界の良い場所に来た。

カワセミもいる。

奥の方に、またもやゾウを発見。

ということで、近くに行ってみる。

またもや、水たまりで、家族が集結。

3,4分水浴びをした後、

また別の場所へとゾウたちは、進んでいく。

と思いきや、一頭だけ乗り遅れてるゾウが、…。

お気に入りの餌を見つけたようで、ずっと頬張っていた。

でも、家族がみんな先へ行ってしまった事に気が付き、途中で、家族を追いかけていった。

今度は池の方へ。

家族みんなで水浴びを楽しんでいた。

30分以上観察していたので、そろそろゲートへと向かい始めることに。

すると、今度は、鳥が存在感を示してくる。

ミドリハチクイ (Little Green bee-eater) だ。

木に止まってはどっかに行くを繰り返す「ミドリハチクイ」。

なかなか良い感じの距離に寄せることが出来ず、チャンスを伺っていると、ビッグチャンスがやってきた。

なんと、2mくらいの距離に止まってくれたのだ。

チャンスは、30秒くらいしかなかったけれど、今までのサファリの撮影で最も近距離で取ることが出来た。

それが出来たのは、このジープのドライバーのおかげ。

サファリ中ずっと、自分が写真を撮る角度を気にしてくれ、サポートしてくれたドライバーに感謝だ。

僕が、スリランカに来たメインの目的は、野生動物の写真を撮ることだったので、ヤーラでも、ウィルパットュでもサファリをしたけれど、

その中でも、今回のドライバーが、1番上手かったかもしれない。

そして、自分と相性が良かった。

もうウダワラウェのサファリも終盤だ。

正直今回のサファリは、結構満足していた。

ゲートへ向かう途中に、バッファローも沼に浸かってる。

木陰で休む一頭のゾウも。

暑さで、ノックアウト中。

木に額を擦り付けていた。

最後に、また「ミドリハチクイ」が、車のすぐ横の木に止まってきた。

ミドリハチクイ (bee-eater)

個人的に、ウダワラウェ国立公園で撮った写真の中でも、最もお気に入りの1枚。

この写真で、ウダワラウェ国立公園のサファリを締めくくりたいと思う。

まとめ (最後に)

実際に、ウダワラウェでサファリをしてみて感じた印象は、『ゾウと鳥の楽園』。

沼や湖もあるし、緑の多い場所。

ゾウと鳥にとって、最高の環境だろうなと思った。

もしヒョウを見たいなら、ウィルパットュ国立公園か、ヤーラ国立公園に行くのがおすすめだけど、

ゾウや鳥がメインなら、ウダワラウェ国立公園が、すごくおすすめだ。

関連記事 : ウィルパットゥ国立公園で、スリランカヒョウに出逢えるか!?(ジープサファリ丸一日編)

関連記事 : 「ヤーラ国立公園」で、1日ジープサファリ。レオパードを見つけるのは、やっぱり大変!?

ウダワラウェ国立公園のサファリ情報

入園料 : 5000Rs (約3250円)
ジープ料金 : 半日だと、「4000-5000Rs」が、相場。

日本からのツアーじゃない場合、サファリの予約は、宿を通して行うのが、一般的

そして、個人的にも、そのやり方が、最もおすすめだ。

国立公園の入園料は、人数に応じて決まってるが、ジープ料金は、申し込んだところによって異なる。

半日のサファリ (3,4時間) だと、「4000-5000Rs」が、相場。

*1日のサファリの相場はわからないが、半日で十分だと思う。*

僕は、「Max Safari Villa」というゲストハウスで申し込んだが、そこのオーナーもドライバーもすごく良かった。

もしここにどうしても泊まりたいというのがなければ、僕は、この宿が凄いおすすめだ。

宿については、下の記事で詳しく書いてるので、そちらを参考にして欲しい。

関連記事 : ウダワラウェの安宿は、「Max Safari Villa」が、超おすすめ。

*この記事に載せてる写真は、全て自分が撮った写真です。

約40枚ほど、この記事には載せてますが、実は、今回載せきれなかった良い写真が、もっとたくさんあります。倍以上あるかな?

なので、今後何かしらの形で、残りの写真を公開できたらいいなと思ってます。*