ウダワラウェでは、国立公園のサファリをして、ゾウの孤児院も訪れ、素晴らしい宿にも恵まれ、素敵な滞在が出来た。
次に向かうのは、シンハラージャ森林保護区。
僕が、スリランカの旅の中で、最も楽しみにしていた場所の1つだ。
シンハラージャ森林保護区を南側からアクセスする場合の拠点となる町は、「デニヤヤ (Deniyaya)」。
多くの人は、北側のラトュナプラからアクセスするが、僕は、旅のルート的に、南側のデニヤヤからのアクセスを選んだ。
因みに、デニヤヤは、スリランカの紅茶の五大産地の1つである「ルフナ」の拠点である。
さて、問題はここからだ。
ウダワラウェからデニヤーヤへの行き方は、ガイドブックにも、ネット上にも、載ってないのだ。
そうなると、もう現地の人に聞くしかない。
今回は、現地の人に聞いて教えてもらったルートで、実際に移動したので、その行き方を紹介できたらいいなと思う。
ウダワラウェからデニヤーヤへ。
トュクトュクやタクシーなどで行くのが1番楽であるが、予算的に厳しかったので、バスでの行き方を模索した。
位置関係は、ざっとこんな感じ。
僕が、滞在していた宿は、ウダワラウェ・エリアにある「Max Safari Villa (青色の宿マーク)」というところ。
そこから、目的地の「デニヤヤ (紫色のバスマーク)」へ行くには、まず、「Embilipitiya (オレンジ色のバスマーク)」のバスターミナルで乗り換える必要がある。
ウダワラウェからエンビリピティヤへ
ウダワラウェの宿を出発し、徒歩30秒の大通りに出ると、北側へ向かうバスに乗った。
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バスに乗って、バスが走り出すと、コンダクターが、運賃を回収しにきた。
行き先 (Embilipitiya) を伝えると、「50Rs」と言われる。
約40分で、Embilipitiya (エンビリピティヤ) のバス停に到着。
デニヤヤ行きのバスは、どこかと尋ねると、
上のバスターミナルの写真の中の左から2番目に見える水色のバス付近だと言われる。
暑いので、日陰で待機。
ただいまの時刻は、9時半。
上の写真の電話してる男性に聞くと、「次のデニヤヤ行きのバスは、もうすぐ来るよ。」と言われる。
でも、デニヤーヤ行きのバスは、1日2本しかないらしい。
彼の言う通り、10時にやってきたのだが、「出発時刻は、11時。」と告げられた。
あと1時間、この暑いバスターミナルで、ひたすら待つしかない。
クーラーや扇風機の効いた場所なんて、近くに全くない。
とりあえず、長旅になるので、トイレだけは済ましておきたい。
すると、びっくりなトイレに出くわした。
トイレが、世界一ファンキー!?
まず、20Rsを支払う。
実は、この公衆便所、かなり変わってるのだ。
写真では伝わりにくいので、下の動画を見てみて欲しい。
なぜか、クラブ化してる公衆便所。笑
こんなに集中出来ない公衆便所は、初めて。
僕は、アメリカを48州横断し、ニュージーランドも一周、オーストラリアもほとんど全地域へ行ったことあるが、こんなトイレは、初体験だ。
ある意味、貴重なトイレなので、もし、Embilipitiyaのバスターミナルへ行く機会があれば、この世界一ファンキーなトイレも、訪れてみて欲しい。笑
エンビリピティヤからデニヤヤへ
少し横道に逸れたが、11時になり、デニヤヤ行きのバスが、遂に出発。
実際は、20分後の11時20分に出発した。
はい、既に汗だくです。
エンビリピティヤからデニヤーヤまで、バスの料金は、「150Rs」。
相変わらず、スリランカのローカルバスは、ゲロ安い。
予想以上のクネクネ道!?
無事に出発し、バスが走り出すと、風もバスの中へ入ってくる。
心地よく感じていたが、予想以上の事態が待ち受けていた。
ヌワラエリヤやエッラの高原地帯を乗り越え、もうクネクネ道とは、おさらばだと思っていたのだが、なんと、またもやクネクネ道が待ち受けていた。
バスが出発し、40分後。
バス酔いで、ノックアウト。笑
正直、気持ち悪すぎて死にそうだった。
だが、バスは、1日2本しかないし、山の中で、僕を拾ってくれそうなトュクトュクなどもない感じ。
耐えるしかない。
出発から1時間後、急にバスは停車。
なんと休憩タイムのようだ。頭がグワングワンして、外の店の前に、座り込む。
いつまで休憩とかのアナウンスなんて存在しない。
運転手の気分次第だ。
結局、30分経って、再出発。
まだ気分悪い。
因みに、僕は、日本では、ほぼバス酔いしたことない。
でも、このスリランカのハードスケジュールな旅のせいで疲れてるのか、クネクネ道とバスの運転が荒いからなのか。
きっとそれらすべてが原因だと思うが、またもやバス酔いに悩まされた。
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無事に、デニヤヤに、到着。
デニヤヤ (Deniyaya) のバスターミナルに着いたのは、14時。
エンビリピティヤのバスターミナルから、2時間40分の道のりだった。
途中30分の休憩があったので、実質2時間の距離。
だが、ウダワラウェからだと、トータル5時間の移動だった。
バスに乗ってる時間は、3時間ちょっとだったが。
因みに、僕が予約していた宿は、シンハラージャ森林保護区の入り口のすぐそばにある「Shinharaja Forest Edge」。
このバスターミナルから、その宿までの間に、『ルフナの紅茶工場』がある。
ついでに、寄り道をしたかったし、バスは乗りたくなかったので、トュクトュクを利用することに。
次回は、ルフナの紅茶工場の見学についての記事を書きたいなと思う。
① ウダワラウェ・エリヤからエンビリピティヤ (Embilipitiya) のバスターミナルへ行く。(料金は、50Rs, 所要時間は、約40分)
② エンビリピティヤ (Embilipitiya) のバスターミナルからデニヤヤ (Deniyaya) のバスターミナルへ。 (料金は、150Rs, 所要時間は、2時間40分)
*②に関して、デニヤヤ行きのバスは、1日2本しか出てない。1本目は、11時発。2本目は、たぶん15時発。だが、2本目の正確な時間は把握してない。*