2019年の4月上旬に、スリランカのウィルパットュ国立公園を訪れ、「Full Day ＋ Half Day (計2日間)」のサファリをしてきた。
今回は、「半日のサファリツアー」の様子を紹介したい。
ウィルパットュ国立公園へ
多くの人は、ウィルパットュ国立公園でサファリする場合、「アヌラーダプラ」か「プッタラマ」を拠点にする。
でも、僕は、2日連続で、サファリしたかったので、国立公園から車で15分以内の田舎であるウィルパットュエリアの宿に宿泊した。
詳しくは、下の記事に書いてある。
関連記事 : ウィルパットゥ国立公園近辺の安宿は、「Wilpattu Wild Watch」が、おすすめ。
普通に、サファリを経験してみたい感じなら、アヌラーダプラから訪れるのが良いと思うが、
もし本格的に、サファリに打ち込みたいのであれば、ウィルパットュエリアに泊まっちゃうのが、１番だ。
ジープサファリツアー (半日)
半日サファリには、2パターンあって、
「午前中 (6〜10時)」か、「午後 (14時〜18時)」に訪れる感じ。
どちらの場合も、公園内でサファリする時間は、4時間程。
僕は、午前中に、ウィルパットュ国立公園を訪れた。
ウィルパットュ国立公園内へ
朝の6時から、ゲートがオープンするのだが、6時15分に到着。
ドライバーは、早く来てくれたが、自分の支度の関係で、少し遅れた。
サファリは、早いもん勝ちなところがあるので、本当は、6時までには、国立公園前に着いておくのがベストだ。
ドライバーが、手続きを終えたら、ゲートへ向かい、公園内へ。
朝の6時過ぎは、こんな感じ。
最初は、ひたすらこんな道を真っ直ぐ行く。
この日、１番最初に見たのは、孔雀 (ピーコック)。
結構木の上に乗ってることが多い。
まあ孔雀に関しては、国立公園に行かなくても、スリランカの田舎に行けば会える。
お次は、イノシシ。
前日見たイノシシは、茶色だったが、この日見たのは、黒色。
綺麗な鳥がいた。
White-rumped Shama (アカハラシキチョウ) だ。
尻尾が特徴的。見かけたのは、1.5日で、1,2回ほど。
森の中を抜けて、湖の近くに来ると、マダラシカの群れがいた。
湖の方を見ると、ゾウがまた水草を食べてる。
ウィルパットュ国立公園にいるゾウは、水草が大好きのようだ。
僕は、2日間で、この湖にいるゾウしか見かけなかった。
ジープを走らせていると、すれ違ったジープの運転手から、ヒョウの情報を入手する。
僕のドライバーは、車をすっ飛ばす。
なんと、木の高い方にいた。
距離もだいぶ遠くて、森の奥の方にいる。
15-20分ぐらい居ても、この調子なので、写真は断念。
動画を撮ることにした。
ヒョウは、アフリカでも、スリランカでも、見るのは、かなり難しい。
アフリカのサファリの時は、割と楽に出会えたが、スリランカヒョウは、超大変だ。
自然環境的に、森の部分が多く、ヒョウが非常に隠れやすい。
しかも個体数が少ないので、びっくりするくらい目に出来ない。
僕のジープが発見現場へ向かった時には、既に車が7台くらい狭い場所に集まってた。
ヒョウもかなり奥にいたし、木の茂みで隠れて、場所を教えてもらっても、どこにいるのかよくわからないくらいだった。
「最初に見つけた人は、どうやって見つけたんだ？」と思うかもしれないが、
きっと、サルの警戒音だと思う。
ヒョウに会えるのは、基本的に、運で決まる。
だが、探す手がかりとなるものがあって、一つは、ヒョウの足跡。
そして、もう一つは、他の動物の警戒音だ。
上の動画内でも、2回くらいサルの警戒音が聞こえる。
しばらく、あの場にいたが、どんどん奥に行って、見えなくなったので、再びジープを走らせ、周回することに。
こういう感じの素敵な自然の中を通っていく。
すると、道の脇の木に鳥がいた。
カンムリワシ (Crested Serpent Eagle) だ。
目線の3-5m先にいた。僕の人生の中で、最も近い距離で見た野生のワシ。
どこかへ飛び去っていくまで、じっと観察してた。
でも、今日は半日サファリなので、もうそろそろ、ゲートへ向かわなくては行けない時間が近づいてくる。
これからは、国立公園のゲートに戻りつつ、ヒョウを探す形になる。
だが、ヒョウは出会えなかった。
最後に出会ったのは、スリランカオオリス。
このリスは、いつ見ても何か食べてばっかりだ。笑
だから、普通のリスの4,5倍、体がデカイ。
写真だけを見せると、気持ち悪いとあまり人気ないが、実際に生で、このリスの行動を見てると、意外と可愛い。
もしスリランカへ行ったら、是非見てみて欲しい。
最後に
半日のサファリツアーだと、こんな感じで終了。
時間は、「6時〜10時」。
だが、彼は、11時までヒョウを探してくれた。ありがとう。
半日サファリは、午前中か、午後かどちらかを選べるが、どちらを選んだ場合でも、サファリをしてる時間は、「4時間」だ。
僕は、写真目的でサファリに来たので、ジープを他の観光客の人と共有せず、プライベートサファリなスタイルにした。
でも、写真を本格的に撮る人以外は、半日で十分だと思う。
ジープサファリは、ジープに乗る人が多いほど、入園料も安くなるし、ジープ料金も割安になる。
なので、ただサファリしてみたいなくらいな感じなら、2〜6人でサファリツアーに参加すると、結構安くサファリを出来る。
3,4人くらいなら、写真を撮るにもそんな支障はない。
具体的な料金に関しては、また別の記事で、詳しく書きたいなと思う。
丸一日サファリした時の記事も書いてるので、そちらも参考にどうぞ。
関連記事 : ウィルパットゥ国立公園で、スリランカヒョウに出逢えるか！？(ジープサファリ丸一日編)
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