ポロンナルワ遺跡の主な観光方法
ポロンナルワの遺跡は、アヌラーダプラの遺跡地区と同じくらいの規模を持つ。
なので、車やトュクトュクだと、4,5時間かけて、遺跡地区の観光ポイントを回るのが、基本的だ。
トュクトュクだと、相場は、4時間で、「1500Rs〜2000Rs」くらいかな。
さすがに全部を歩いて観光することはできないが、他の移動手段としては、「自転車 (チャリ)」も人気だ。
サイクリングが、おすすめ!?

ポロンナルワは、田舎でゆったりとした感じで、暑いけど、風もあり、自転車で回りたくなるような雰囲気の町だった。

実際に僕は、ポロンナルワの遺跡を自転車で、観光したが、すごく良かった。

なんか癒されたし、楽しめた。
因みに、アヌラーダプラの遺跡地区の観光でも、自転車で、回ることができるが、
個人的に、サイクリングしながら観光するのであれば、ポロンナルワの方が、おすすめだ。
理由は、アヌラーダプラは、思ったよりも、暑くて風がなく、街の作り的にも、あんまりサイクリングをしたくなる気分にはならないから。
これは、体感的な問題なので、言葉では伝えにくいのだが、実際にアヌラーダプラを訪れたことのある人は、なんとなくわかってくれるかもしれない…。
自転車で、回るために、必要な条件
・ポロンナルワに、最低一泊以上。
多くの人は、ポロンナルワを日帰りで訪れると思う。
でももし、ポロンナルワの遺跡地区を自転車で観光したいのであれば、ポロンナルワで、最低一泊した方がいい。
自転車で観光すると、当たり前だが、車で回るよりも、時間がかかる。
自転車でも、かなり飛ばせば、4時間で全部回れるが、余裕を持って回るなら、正直、5,6時間は、欲しい。
そうなると、ポロンナルワで一泊する方が、自然だと思う。
・かつ、ゲストハウスに泊まる。
また、自転車についてだが、基本的に、ゲストハウスで、貸し出しされる。
詳しく調べた訳ではないので、自転車の貸し出しのみのサービスもあるのかもしれない。
だがまあ、自分の泊まるゲストハウスで、自転車を借りるのが、一般的だ。
自転車のレンタル料は、1日「300Rs (約195円)」くらいが、相場。
あとこの記事「ポロンナルワのゲストハウスは、「Devi Tourist Home」が、おすすめ!?」でも書いたが、
上の地図のピンクのエリアにあるゲストハウスじゃないと、自転車での観光は、厳しい。
自転車で観光したい場合は特に、遺跡地区からどのくらい離れた宿なのか、立地をチェックしておいた方がいいと思う。
ポロンナルワ遺跡の周り方 (自転車編)
遺跡の周り方としては、色々あるが、
- 宿泊してるゲストハウス (スタート地点)
- ポロンナルワ遺跡の南部地区 (2ヶ所のみ)
- チケットオフィス (ポロンナルワ博物館と隣接)
- ポロンナルワ遺跡の北部地区 (遺跡のメインエリア)
- 宿泊してるゲストハウス (終点)
の南から北へ訪れる順番が、個人的には、おすすめ。
・オレンジ色のエリア (ポロンナルワ遺跡の北部地区)
・赤ピンが、チケットオフィス (博物館と隣接)
・ピンク色のエリア (ゲストハウスが多く点在してる地域)
・青色のエリア (ポロンナルワ遺跡の南部地区)
基本的に、遺跡観光する人は、気温が比較的低い、「午前中」か、「14時以降」のはず。
僕は、「14時スタート (宿出発)」で回ったが、
①南部エリア→②チケット購入→③北部エリアの順だと、
夕方の良い時間帯を「メインの北部エリア」で迎えることができる。
それに、南部エリアにある「石立像」は、昼近い明るい時間の方が、よりハッキリと見えるのも、この順番が、おすすめな理由の一つだ。
①ポロンナルワ遺跡の南部地区 (入場料不要)

「謎の石立像」と「ポドグルヴィハーラ」のあるポロンナルワ遺跡の南部地区は、入場料が要らない。
観光ポイントは、2ヶ所しかないので、時間も全然かからない。
南部地区の観光を終えたら、

人工湖沿いの道をそのまま北上していくと、2つの分かれ道になる。
少し下る右の道へ行き、川のような用水路にかかる橋を渡ると、チケットオフィスのあるポロンナルワ博物館に到着する。
詳しい場所は、Google Map を見て、把握しておいた方がいい。
②チケットオフィス

ポロンナルワ遺跡地区のチケット (入場料) は、ここで購入する。
因みに、ここでしか購入出来ない。
価格は、「US25ドル」。
アヌラーダプラと同じ金額。現地通貨での支払いも可能だが、価格は、US25ドルを固定して、レートが変動する形。
これは、購入した日のみ有効。

実際、南部地区でのチケット検査がないので、多くの遺跡がある北部地区のチケットという感じだ。
因みに、このチケットがあると、隣接した「ポロンナルワ博物館」の見学も出来る。
僕は、チケット購入後、少し博物館の見学をしたが、まあ悪くなかった。
このチケットオフィスから、ポロンナルワ遺跡北部地区のエントランスまで、500mくらいの距離だ。
③ポロンナルワ遺跡の北部地区 (入場料US25$)

上の写真の場所が、ポロンナルワ遺跡北部地区のエントランス (入り口)。
入り口は、ここの1箇所のみ!
オレンジ色のエリアが、ポロンナルワの遺跡北部地区。
赤ピンの場所が、エントランスで、出口としても利用可能。
だが、青色のピンは、出口専用なので、入り口としては、利用不可。
入り口は、1箇所で、出口は2箇所ということだ。
北部地区内の周り方
上の地図のように、ポロンナルワ遺跡北部地区のエントランスは、南側だが、最南端ではない。
1番南にある「宮殿跡 (The Royal Place)」から訪れて、そのまま北上する人もいれば、
最初に、最北端の「ティワンカピリマゲ寺院 (Tivanka Imagine House)」を訪れてそのまま南下する人もいる。
周り方は、人それぞれだ。
でももし、あまり時間に余裕がなく、全部を回れそうじゃなかったら、
エントランスのすぐ北側にある「クワドラングル」とポロンナルワの代名詞とも言える「ガルヴィハーラ」、そして、「ランカティラカ」を優先的に訪れるのも有りだと思う。
因みに、ポロンナルワ遺跡の北部地区には、エリア内に、飲み物 (ペットボトル系) を販売してる人たちがいる。
水、ジンジャービール、炭酸類、ココナッツウォーターも飲める。
ただ遺跡内なので、普通よりも、値段が割り増しだが、水分が切れた時には有り難い。
特に、自転車で回ってると、喉が乾くし。
最後に

ポロンナルワをサイクリングしてると、遺跡外であれ、遺跡内であれ、野良牛や野生の猿が現れたりする。
最初は、日本で見慣れない光景に新鮮な気分になるが、慣れてくると、景色の一部と化す。笑
車やトュクトュクで観光するのも良いが、自転車だと、よりその町を味わえるのが、魅力かな。
時間に少し余裕があって、ポロンナルワに一泊出来るようなら、是非、自転車を借りて、ポロンナルワの遺跡を見学をしてみて欲しい。
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