今回のスリランカの旅は、自分なりにテーマがあった。
野生動物、古代都市、スパイス、月のリズム、自然と調和した建築。
エコロッジって、どんな感じなのだろう?
それを体験してみたくて、「Saraii Village (サライビレッジ)」の存在を知った時、是非ここに泊まってみたいと思った。
だが、「地球の歩き方」には、
一泊123USドル〜と書かれている。
サライビレッジには、興味があるけれど、正直、旅の予算的に、この金額は厳しい。
でも、諦めきれず、色々調べていると、
booking.comで、一泊54ドルになってるのを見つけた。
これは、チャンスということで、予約した。
「Saraii Village (サライビレッジ)」
スリランカの高原地帯であるエッラで、のんびりと2日ほど過ごした僕にとって、スリランカ南部のティッサは、なかなか暑く感じた。
エッラからパネガワマジャンクションまでは、バスとトュクトュクで長距離移動し、そこからは、トュクトュクで、このサライビレッジにやって来た。
なんか、ホテルに泊まりに来たというよりは、村に来た気分。
駐車場で、トュクトュクを降りた後は、ロビーらしき建物へ行く。
ここで、チェックイン。
代金は、クレジットカードから引き落とされてるので、パスポートを提示するくらい。
5,6分待ってると、部屋に案内された。
なんかツリーハウスのようだ。
どうやらこれは、野生動物の侵入を見張るために使うスリランカの伝統的な小屋をモチーフにしてるらしい。
僕が案内された部屋は、白いドアの部屋。
1階だ。
部屋の中は、こんな感じ。
お〜〜〜。
鉄とかプラスティックが、本当に必要最小限しかない。
お水も、瓶に入っている。
さすが、エコロッジ。
洗面所も、すごく質素。
スペースは、十分あって、窮屈には感じない。
一旦、外へ出て、ビレッジ内を探索することに。
奥の方には、プールも発見。
だが、あんまり利用頻度が低いせいか、人が利用した痕跡が少ない。
シャワーの近くも、蜂がたくさんいたし、なんか入る気にはならない。
こちらは、食事処。
朝食とランチとディナーの時間以外は、誰もいない。
上の写真に書かれてる時間帯以外は、誰もいない。
洗面所も、かなりシンプル。
掃除は、綺麗にされてる。
ただ人気が少なく、ゴーストタウンのよう。
15-20分くらいしたら、ヴィレッジ内の探索にも飽きたので、部屋に戻ることに。
因みに、Wi-Fiは、部屋で通じない。
ロビーかカフェラウンジのみ通じる。でも、インスタは重くて開けないぐらいの強さ。
エッラからの移動での疲れもあり、ベッドで寝転んでると、いつの間にか寝落ちしていた。
気がつくと、もう夕飯の時間。
ツナのグリルとイカフライ。飲み物は、ジンジャービール。
食事は、美味しかったけど、結構高めだった。
この時は知らなかったけど、ティッサマハーラーマ周辺は、食事の料金がスリランカの中では、高め。
田んぼばっかのど田舎なんだけど、スリランカにしては物価が高めなエリアである。
上の写真の分だけで、1500Rsくらい。
お腹いっぱいになったし、部屋に戻る。
夜は、ライトアップが良い感じで、なかなかロマンチック。
男一人で寝るだけだから、特に意味はないけれども。笑
朝食は、部屋料金に含まれてる。
コーヒーか紅茶に、フレッシュジュース、フルーツにパン。
朝食は、まあまあ美味しかったと記憶してる。
実際に泊まってみた正直な感想
ホテルのスタッフは、少なくて、常に動き回ってる。笑
でも、客への配慮は行き届いていてるし、一生懸命で、食事も悪くない。
ただ、ビレッジ内であまりにもやることがなさ過ぎる。
なんかすごい勿体無い宿だなぁと感じてしまった。
しかも、ビレッジ内に、活気がない。
サライビレッジは、アクティビティが色々あってので、興味を持った部分もあったのだが、
実際に行ってみると、その日が祭日だったからか、催行してるアクティビティは、ほとんどなく、個人的に、興味惹かれるものは何もなかった。
公式サイトを見ると、色んなアクティビティが載っている。
近くの村で、Curry (カリー) を食べたり、Curd (カード)を作ったり、料理を教わったり、色々あったけれど、僕が宿泊した時は、ヤーラ半日サファリが、110USドルとよくわからないのが1つのみ。
宿泊してる人は、家族連れが多かったが、子供も、ちょっと飽き気味だった。
コンセプトは素晴らしいし、エコロッジなのは、素晴らしいけれど、これじゃあ、泊まった人の満足度は得られないな。というのが、正直な感想だった。
ホテルの経営側が、ちゃんと力を入れて運営し始めたら、良い方向へ変わる可能性はあるけど、現時点 (2019年4月) での感じなら、正直、おすすめは出来ないかな。
残念だけど。
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