数多くあるアヌラーダプラ遺跡地区のポイントでも、人気トップ5に入る「スリーマハー菩提樹」と「ルワンウェリ・サーヤ大塔」。
ほとんどの観光者は、午前中にここを訪れるんだけど、
実は、「夕方から夜」は、ライトアップされてて、おすすめの時間帯だ。
それに午前中やお昼に行くと、遺跡地区内に、観光者しかいないが、
18時から19時半頃までに行くと、現地の人がたくさんお参りに来るので、アヌラーダプラの実際の姿を垣間見ることができる。
スリーマハー菩提樹 (Sri Maha Bodhi Tree)
スリーマハー菩提樹は、スリランカの仏教徒にとって、聖地である。
「ゴータマ・シッダールタ (ブッダの本名) は、インドのある菩提樹の木の下で、悟りを開いた。」
と言われてるのだが、
このスリーマハー菩提樹は、『その菩提樹の分け木』である。
だから、スリランカ中からここへ仏教徒が訪れる。
3世紀に、インドのアショーカ王の王女が、インドブッダガヤの菩提樹の分け木をここへ運び、当時のアヌラーダプラの王が、植樹したらしい。
その時は、こんな小さな木だったが、もうあれから、1800年近く経ってるので、今ではもう、なかなか大きな木になってる。
ルワンウェリ・サーヤ大塔 (Ruwanweli Seya Dagoba)
アヌラーダプラ遺跡地区の中心に、そびえ立つ仏塔「ルワンウェリ・サーヤ大塔」。
この遺跡地区には、大きな仏塔が3つあるが、この規模の仏塔で、白く塗られてるのは、このルワンウェリ・サーヤ大塔だけ。
ライトアップされると、昼とは違った雰囲気を放つ。
因みに、
僕がここを訪れたのは、「19時」。
19時半になると、電気が消えてしまったので、ライトアップの時間帯で訪れるなら、18時〜19時の間には、入場したいところだ。
見学時間は、20分あれば、十分だ。
おすすめの観光方法は!?
僕は、アヌラーダプラ遺跡地区を「トュクトュク」を使って回った。
遺跡地区の観光方法 (基本的な回り方や手段) については、「アヌラーダプラ遺跡地区の『観光方法』と『最低限のマナー』」という記事に詳しく書いてるので、そちらを参照にして欲しい。
アヌラーダプラの遺跡地区は、車やトュクトュクだと、4時間で、全部 (主要13ポイント) を周るのが、一般的だ。
でも、もしアヌラーダプラに一泊以上するのなら、
夕方18時から、『スリーマハー菩提樹』と『ルワンウェリ・サーヤ大塔』の2つを回り、残りの11箇所を午前中に周るやり方が、
個人的には、おすすめだ。
この周り方で、かかったトュクトュクの費用は、
・午前中の4時間が、「2000Rs (約1300円)」。
・夕方 (18時〜20時) の分は、自分の泊まってた宿からスタートし、遺跡2つ見て、宿に帰るまでで、「400Rs (約260円)」。
計, 2400Rs (後払い)。
*午前中で、全部回ったしても、2000Rsが相場だ。値段は、場所の数ではなく、時間で決まるようだ。*
午前中に全部見て回るやり方だと、1ヶ所に、10分,15分しか滞在出来ない。
より時間をかけて、写真を撮ったりして、回りたいのであれば、僕みたいな方法で回るか、自転車で回るしかない。
同じ場所でも、昼に訪れるのと、夕方〜夜に訪れるのでは、全然印象が変わる。
午前中や昼は、観光客ばっかりだが、夕方〜夜は、現地のお参りに来る人が多い。
時間があるのであれば、是非、「夕方〜夜」にも、訪れてみるのは、いかがだろうか!?
より、リアルなスリランカを知ることができると思う。
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