ダルエスサラームからザンジバル島までの行き方|インド洋の楽園へ




サファリツアーも終わり、旅もいよいよ、最終目的地「ザンジバル島」へ。

旅の最初の2週間は、「サファリツアー (野生動物の写真を撮るための合宿みたいな感じ)」だったので、ザンジバル島は、デザートのような存在で楽しみにしていた。

前回の記事では、「アルーシャからダルエスサラームまでの行き方」を書いたので、

今回は、『ダルエスサラーム (Dar es Salaam) からザンジバル島 (Zanzibar) への行き方』を紹介したいと思う。

ダルエスサラームからザンジバル島へ

行き方

・フェリー (船)

一応、飛行機でも、ダルエスサラームからザンジバル島まで行けるが、かなり効率が悪い。

飛行機で行くなら、アルーシャから直接ザンジバル島へ行く方が良いだろう。

2種類のフェリー

ダルエスサラームからザンジバル島までのフェリーは、4種類あるようだ。

だが、主に観光客や旅人が利用するのは、下の2種類

ダルエスサラームからザンジバル島行きに関して。

*2018年9月末現在*

① AZAM Marine (アザム社)

・料金 ; 片道35ドル

・所要時間 ; 約1時間半

・出発時間 ; 07:00, 09:30, 12:30, 16:00

② Flying Horse (フライングホース社)

・料金 ; 片道25ドル

・所要時間 ; 約3時間

・出発時間 ; 12:30

色々考えた結果、僕は、①のアザム社に乗ることにした。

理由は、フライングホース社 (Flying Horse) の船は、ダニに刺されたみたいな体験談もあったし、自分は船酔いが激しいので、短い時間の方が、良い気がしたから。

それに価格も2倍じゃないし、早めに、ザンジバル島に着いた方が、安宿の部屋を確保出来そうな気がしたので。

そして、何よりも、いち早く、ザンジバル島へ行きたかったのもある。

ホテルから、フェリー乗り場へ

僕は、ザンジバル島へ行くために、ダルエスサラームへ来たので、ダルエスサラームでの宿泊場所は、フェリー乗り場へ歩いて行ける立地のホテルを選んだ。

因みに、僕が泊まったのは、「Sleep Inn Hotel-City Centre」。

本当は、前日にチケットだけ買っておきたかったのだが、バスが遅れたこともあり、オフィスも閉まってる感じだったので、買えなかった。

なので、当日の朝、8時頃に、ホテルを出発して、フェリー乗り場へ向かった。

10分, 15分くらい歩くと、

AZAM Marine (アザム社) のオフィスが見えてきた。

信号がないので、現地の人に紛れて、渡るしかない…。

因みに、この辺まで来ると、「フェリーのチケットを買わないか」と勧誘してくる、かなりしつこい奴らが、大量発生する。

仲介人を介すと、仲介料が発生するし、目の前に、フェリーのチケットを販売してるオフィスがあるので、紹介してもらう意味はない。

アザム社のオフィスの中へ

建物の中に入ると、すぐ右手にチケット売り場のカウンターがあるが、これは、現地のタンザニア人用の販売コーナーだ。

写真をよく見るとわかるが、窓口に、「Residents Only」と書かれてる。

外国人 (タンザニア人以外) は、入り口に入って、真正面にあるこちらの窓口で購入だ。

右の「VIP CLASS」が、外国人用の窓口。

窓口の所に、こんな張り紙もあった。

出発時間 (OUR DEPATURES)」と「価格 (OUR PRICE)」が書かれてる。

窓口の担当の人に、9:30発のフェリーの空きを聞くと、エコノミークラスの35ドルのチケットは売り切れてしまい、ビジネスクラスの40ドルしかないと言われた。

次の12:30発なら、エコノミーも空いてると。

どうしようか少し考えた末、早めにザンジバルに着いた方が、安宿を確保しやすいと思ったので、

この「9:30発のチケット(ビジネスクラス40ドル)」を購入した

そして、肝心のフェリー乗り場は、チケットオフィス (この建物) を出て、右へ曲がり、最初のゲートを通過して歩いて行くと、あるようだ。

言われた通りに進んでいくと、黄色の安全ベストみたいなやつを着た男の人が、声をかけてきて、勝手に喋りながらついてくる。

自分に付いてきたおじさんは無視して、チケットオフィスの人に言われた道をなんとなく歩いていると、「DEPATURE GATE (搭乗ゲート)」の文字が見えた。

ゲートに入ると、荷物検査があり、それを終えると、乗り場で待機となる。

因みに、船に乗るまでに、荷物検査とか、大きい荷物を預けたりとか色々あるので、遅くても、出発の20分前には、この出発ゲートには、着いていた方がいい。

荷物検査を終えると、大きい荷物預かってる係りの人たちがいて、「名前」と「電話番号」だけ、渡された用紙に書き、大きな荷物を預ける。

小さい荷物は、そのまま携帯して船内へ。

因みに、大きい荷物だが、

預けずに、船内に持ち込みすることも出来る。

だが、その場合、船内に荷物置き場があり、そこに係員がいるので、預けなきゃいけない。

どっちにしろ、大きな荷物は、携帯したままには出来ないので、最初に預けちゃっていいと思う。

フェリー乗り場の待機所

因みに、僕に途中で話しかけてきたあのおじさんは、荷物検査を終え、乗り場の待機所的な所まで付いてきた。

僕は、最初に話しかけられた段階で、この人はあとでチップを要求してきそうだなという予感がしたので、「自分から乗り場はあっちですか?」とか、聞くことはしなかった。

聞かれたことには、返答することもあったが、…

案の定、あのおじさんは、待機所まで付いてきて、「道案内したから、チップくれ」と要求してきた。

案内して欲しいとか一言も言ってないし、勝手に付いてきただけじゃん。払わないよ。」とはっきり断ると、

数分おねだりしてきたが、僕が全く払う気配を見せないので、諦めて去っていった。

タンザニアは、こういう人がいっぱいいて、鬱陶しさは、ピカイチだから、上手く対応しないと、カモられるので、気を付けてね。

僕は、乗り場に結構ギリギリの時間に着いたので、5分くらい待つと、乗船開始となった。

因みに、1番最初に、ビジネスクラスのチケットの人が乗船する。

待機所の段階で、並ぶ列が異なってる。

ビジネスクラスの人が乗ったら、エコノミークラスの外国人と現地の人が一緒に乗船開始する。

外国人の僕たちにとって、ビジネスもエコノミーも座席に違いはない。

でも、ビジネスの方が、良い席を確保しやすいかな。

室内だと、良い感じの座席があるが、凄くクーラーが効いていて、半袖半ズボンじゃとてもじゃないけど、寒過ぎた。

僕は、船酔いが激しいこともあって、屋上の席を確保した。

*上の写真は、まだ席がスカスカだが、出発時には満席になり、席に座れない現地の人 (座席難民) が続出するくらいたくさん人が乗ってる*

ビジネスは、この範囲の席じゃないとダメということではなく、一応、どこでも座ることができる。

因みに、キリンジャロ号は、3階建て。

2階はかなり揺れるので、船酔いしやすい人には、オススメしない。

それでは、ザンジバル島へ出発!

ダルエスサラームには、こういう高層ビルもいくつか建ってる。

実質、タンザニアの首都なので。

船の上から

屋上は、風が強いが、眺めが良い。

ザンジバル島へ近付いてくると、こういう歴史あるかっこいい船も見かけた。

屋上も結構風が強くて、寒くなってくるので、何か羽織るものを用意しておいた方が良いかも。

途中で、2階のトイレに行った時に、トイレにトイレットペーパーはなかったので、持参しておくのをお勧めする。

ザンジバル島が見えてきた。

フェリーが到着するのは、「Stone Town (ストーンタウン)」という世界遺産の街。

因みに、僕が、ザンジバル行きを決めたのは、『ストーンタウン』という名前の響きに惚れたから。笑

そして、船の上から、この景色を見たかったから。

やっぱり島は、船で行くもんでしょ!

遂に、ザンジバル島に、到着。

9時40分くらいに出発して、11時40分くらいに船を降りたので、約2時間かかった。30分遅れだ。

因みに、上の写真の「KARIBU ZANZIBAR」というのは、

ようこそ ザンジバルへ」という意味。

「KARIBU (カリブー)」って、スワヒリ語なんだけど、ケニアやタンザニアにいると、よく耳にする。

到着後、軽い入国検査みたいなのがあって、そこで、「パスポート」と「②イエローカード (黄熱の予防接種証明書)」の提出が求められる。

あと、なんか滞在先を書くカードを適当に書いたりもしたかも…。

僕は、「イエローカード」も持っていたので、すんなり通過出来たが、意外とちゃんとチェックされるので、スムーズに通過したいなら、「イエローカード」も必須だ。

関連記事 : アルーシャからダルエスサラームへ。目指せ、ザンジバル島!



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