野良猫は、その街の暮らしを映し出す!? (ザンジバル島, ストーンタウン)




自分自身、猫がすごい好きというわけではないし、日本にいる時に、野良猫の写真を撮ったこともない。

だが、アフリカのザンジバル島にある歴史ある街「ストーンタウン」で、

僕は初めて、野良猫に対して、シャッターを切った。

フォロダニ公園内

いつも海外を訪れた時は、街を歩くようにしてる。

なぜなら、町歩きをすると、タクシーやバスで移動するよりも、その街の環境をしっかりと知ることが出来るから。

ストーンタウンに滞在中も、いつものように、朝、街歩きをしながら、街並みの写真を撮っていた。

すると、僕にずっとついてくる猫がいたり、

日本では、見たことのないくらいの「小さな野良猫」を見かけたりした。

猫を撮るために、朝散歩しに来たわけじゃないのに、気が付いたら、野良猫ばかり追いかけてる自分がいた。笑

人生で初めて、野良猫に惹かれてしまったようだ。

彼らは、どこか人間ようで、放って置けない雰囲気を持っていた。

この日は朝、雨が降っていたのだけれど、上の写真の野良猫は、すごく凍えていて、3日間くらい何も食べてないんじゃないかってほど、痩せていた。

だが、頭の上に、なぜか魚が乗っている…。笑

上の写真 (左側を見ている猫) は、凛々しい表情を見せているが、

基本的にずっと、寒さに凍えている様子だった。

首は、時折、動かしていたが、体は縮こまったまま、その場から、20分くらい動かなかった。

歩いた方が、体温が上がる気がするが、この体勢の方が、温かいのかな。

因みに、この猫、写真のアップだと、大きさがよくわからないが、

サイズが、かなり小さい!

ゴミ箱の前で、縮こまるノラ猫

この野良猫の背後にあるのは、ゴミ箱なのだが、だいたい高さ40cmくらい。

なので、猫の高さは、10cmあるか、ないかかな…。

僕の実家によく現れる野良猫と比べて、3分の1か、4分の1くらいの大きさだ。

一旦、

ずっと、このかなり小さい猫を観察していたのだが、

急に雨が強くなったので、一旦、雨宿りすることにした。

すると今度は、近くに、家族ずれの野良猫が、…

か、可愛い…。

母ネコと子猫2匹。

美しいお母さんだ。

この家族の様子を見ていると、どこかからか、子猫の鳴き声が聞こえた。

その声に最も反応していたのは、

この母ネコ』。

「他にも、子供がいたんだ。」と思って、その鳴き声のする方へ行くと、

なんと、あの猫ではないか。

改めて思ったのは、小さっ!

しかもまだ、小魚が、頭の上に乗ってる…。笑

さっきの母ネコは、この子猫の鳴き声に反応していたのだが、自分の子供ではなかったみたいだ。

でも、お互いに何か、コミュニケーションは取っていた。

僕が朝、猫をよく見かけたのは、ストーンタウンの街の中でも、フォロダニ公園内を散歩していた時。

このフォロダニ公園では、夜になると、屋台が始まる。

上の写真の背景に、たくさんゴミが転がってるが、実際に朝行くと、めちゃくちゃ汚い。

屋台の人たちは、誰も公園を掃除せずに、屋台を片付ける。

なので、朝早く行くと、ゴミだらけで、キッタナイ公園と化す。

8,9時くらいになると、女性が掃除を始めて、昼には綺麗になっているが、…

まあそれが、ザンジバル島だ。

4コマ漫画的な写真集…

それでは、突然ですが、一旦、4コマ漫画的な写真集をどうぞ。

ポツン
ニャア

言葉を交えて、写真を紹介してきたが、このネコに関しては、説明なしで、表現してみた。

ストーンタウンの迷路の中で、…

ザンジバル島のストーンタウンは、街並みが迷路のようになっている。細くて、入り組んでる。

スペインのトレドへ行った時も、迷路で道に迷ったが、ストーンタウンは、それを上回る。

さっき、紹介した野良猫は全て、フォロダニ公園内で出会った野良猫だったが、これからは、迷路で出会ったノラ猫を紹介したい。

そこで寝るの?って感じのベッド…

でも、地面と比べると、クッションが効いていて、リラックスできるのかな….

ザンジバル島の猫は、この寝てる猫のように、毛の色が、「灰色に黒の点線」と「茶色」、「白色」の組み合わせをしてる猫が多かった。

猫に全然詳しくないので、よくわからないが。

ストーンタウンのネコは、飢えた猫が多い。

衛生面も、あまりよろしくないように思う。

街歩きをしていて、汚染水が街を循環しているような印象を感じる。

ストーンタウンのノラ猫を見ていると、ストーンタウン (ザンジバル島) で生活してる人と、どこか似てる印象を受けた。

言葉ではうまく説明しずらいが、なんか似てるんだ。

キャラクターや暮らし方が、似てる。

ストーンタウンは、ザンジバル島の中でも最も栄えた街であるが、豊かではない。

数日間、まともに飯を食べてない人も結構いる。

もちろん元気な野良猫もいるのだが、少しげっそりした野良猫が多い。

そういう部分からも、その街で生活してる現地の人 (その街の暮らし) を映し出してるように感じることが多々あった。

因みに、このネコも、かなり小さかった。

上の写真を見れば分かると思うが、

iPhone7よりも、一回り大きいくらいの大きさだ。

お気に入りの一匹

個人的に、ストーンタウンで出会った多くのノラ猫の中でも、1,2番目に、お気に入りのノラ猫。

白い毛の部分が、かなり綺麗な白色だった。

ストーンタウンには、毛がパサパサだったり、ジメッてたりしていた野良猫も多かったが、

このネコは、めちゃ毛並みが、美しかった。

それに、瞳も綺麗。

最後に

パレス博物館内に「居候?していた、可愛いノラ猫」を紹介して、この記事を締め括ろうと思う。

パレス博物館

ストーンタウンは、アラブ人、ポルトガル、イギリスに支配された歴史ある街で、その影響を受け、世界遺産にも登録されている。

複数の文化の国に支配されたストーンタウンだが、その中でも、最も影響を受けたのは、アラブ人で、オマーン帝国である。

そのスルタンの宮廷だったのが、このパレス博物館 (Palace Museum) で、現在、建物の中も、見学をすることができる。

この博物館を見学すると、スルタンが、どれだけ贅沢をしていたのか想像できるのだが、

それはさておき、

パレス博物館内の廊下を歩いていると、あるソファーが目に入った。

でも、それは、ソファーが気になったのではなく、ソファーの上に何かあるのが、少し遠くから目に入ったのだ。

二度見しても、よくわからなかったので、まさかと思って、そのソファーに近づいていくと、

猫がいる!?

しかも、

一匹の猫ではなく、、、

4匹の子猫だった…。

この猫でも、かなり小さくて、こんな小さい猫、見たことないっていうくらいだったのに、

それを遥かにしのぐ、小ささだ。

もしや、ギネス認定レベル!?…

iPhone7より、小せぇぞ…

ネズミより小さい。笑

僕は、猫に全く詳しくないからわからないけれど、猫の赤ちゃんって、こんなに小さいんですか??

まあでも、とにかく癒されました…。

もしアフリカのタンザニアにあるザンジバル島の世界遺産の街「ストーンタウン」を訪れた際は、是非、ノラ猫にも、注目してみて下さい。

おすすめです!

この記事では、僕がストーンタウンで出会ったノラ猫の中から、厳選したノラ猫だけを紹介したけれど、

皆さんは、どの猫が、印象的だったでしょうか!?

やっぱり、最後の赤ちゃん猫かな!?…



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