「ザンジバル島にしかいない猿、『レッドコロブス』を求めて。」シリーズの Part.3。
レッドコロブスの探索を終えた僕は、近くのマングローブへ行くことに。
予想以上に遠かったマングローブ
まずは、ジョザニの森の公園オフィスから、ダラダラで降りた道路まで引き返す。
2,3分歩くと、大通りへ。
大通りに出ました。
そしたら、今度は、そのままこの大通りを飛び越えて、直進していく。
亀の看板を正面に、左手へ進んでく。
この写真の奥の車がいる方向へとひたすら真っ直ぐ歩いてく。
こんな感じの道をひたすら。
途中で、ヤギがいらっしゃいました。
すると、また亀の看板が現れる。
だが、ここで、亀の看板の矢印の向きへ左折せず、そのまま直進した方向が、マングローブだ。
左に曲がらずに、右手の道をそのまま直進しよう。
そしたらまた看板が出てくる。
これまた、矢印の方向へ進まない。
この矢印へ進むと、人がいない村に辿り着く。
運が良ければ、この辺に車が停車してるので、一つの目印になるだろう。
上の写真の道の奥へ進むと、ようやく、マングローブだ。
公演オフィスで、マングローブまでの行き方と時間を聞いたら、徒歩だと、15,20分かかると言われたが、20-30分はかかってしまった。
しかも、ひたすら似たような風景を進むので、かなり長く感じた。笑
マングローブの中へ
この橋の上を歩きながら、マングローブを観察できる。
マングローブの中は、すごく癒される空間ではあった。
暑かったが、自然のエネルギーというか、空気が良い。
都会のあの死んだ空気とは大違いだ。
そんなに大きくはなかったが、良い場所だった。
日本の都会暮らしだと、マングローブを見る経験はなかなかないので、良い時間だった。
さて、また来た道を引き返していく。
帰りは行きより早く感じたが、個人的には、車で行く方がおすすめかな。
歩いた方が、この過程は味わえるけど。
まあ、車で行くなら、ツアーでジョザニに来る必要がある。
ダラダラなど、個人で来た場合は、マングローブへ行くなら、徒歩しかない。
バスを捕まえるのに、大苦戦!?
ようやく、大通りに戻ったところで、カメラの充電も切れたし、日が暮れる前にはストーンタウンへ戻りたいなということで、ダラダラを拾うことに。
なんか、ダラダラを捕まえる時は、手を振るのではなく、「こっちに呼ぶように、手を招きながら呼ぶ。」必要があるらしい。
手をただ振るのでは、挨拶にしか見えないので、ダラダラ (ミニバス) は、止まってくれないようだ。
「よし、それを実践する時だ。」と思って、待ってると、1台のダラダラが走ってきた。
しかし、それを実践するも、ダラダラは止まってくれず、通過していった。
バスが満席だったのだ。
ダラダラは、空席がある場合しか止まってくれない。
ということで、次のダラダラを待つ。
10分後くらいに、また来た。
だが、これも満席だ。
結局、6台のダラダラが通ったが、全て満席。
「終わった。帰れないではないか。」
結局、1時間以上立ちっぱなしで、帰れる気配なし。
因みに、この辺にタクシーが滞在してるとかないので、
ひたすらダラダラを待つか、タクシーが通りかかるのを待つしかない。
でも、この1時間、タクシーすら1台も通りかからなかった。
「どうやって、ストーンタウンに帰ろうか。」と途方に暮れていると、1台の車が止まった。
救世主現る!?
どうやらタクシーのようだ。
しかし、後部座席には、欧米人のカップルが座ってる。
タクシーの運転手は、僕に話しかけてきた。
「何してるの?どこへ行きたいんだ?」と。
僕は、「ストーンタウンへ帰りたくて、ダラダラを待ってる。」と言うと、
「ストーンタウン なら、30ドルで、連れてってやる。」と、車の助手席を叩いて、乗るように促す。
せっかく、安く行こうとして、ダラダラで来たのに、これじゃツアーで来るよりお金を使ったちゃうことになるではないかと思ったが、これを逃すと、帰れる気配がなかったので、乗ることにした。
日本だと、知らない乗客と乗合するなんて考えられないが、海外ではよくある。方角が一緒であれば。。。
実は、今回が、ザンジバル島で、初めてのタクシーだったのだが、ずっとダラダラでの移動だったので、タクシーの乗り心地が天国に感じた。
「なんて、快適なのだろう」と。
ダラダラは、椅子が薄くて、地面の反動ダイレクトで体に伝わってくるし、ザンジバル島の道はかなり悪く、デコボコしてるので、乗ってるだけで、かなり疲れるんだ。
僕を拾ってくれたタクシーの運転手。
そして、なんとこの運転手とは、また別の地域で、再会することになる。
最後に
ジョザニへダラダラで行くのは良いが、帰りが大変だ。
満席だと、ダラダラに乗りようがない。
それに、マングローブへ行くのは徒歩のみ。
帰りのダラダラに乗れれば、安上がりだが、僕みたいなケースになると、ツアーで行くよりも、出費が高くなる。
ツアーだと、全部込みで、1人35ドルだ。
レッドコロブスの写真をガチで撮りたい人以外は、ツアーの方が良いかもしれない。
日本のツアーと違って、海外のツアーはせかせかしてないので、割とゆったり回ることができるし。
ジョザニは、田舎町なので、アクセスが少し不便だが、レッドコロブスは、世界でも、ここにしかいない。
もし、ザンジバル島にくる機会があったら、是非、レッドコロブスは、凄くおすすめだ。
関連記事 : ザンジバル島にしかいない猿、『レッドコロブス』を求めて。(Part. 1)
関連記事 : ザンジバル島にしかいない猿、『レッドコロブス』を求めて。(Part. 2)
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