僕は、今から約4年半前 (2014年の夏)、
アメリカ合衆国, アリゾナ州にある『セドナ』という地域を訪れた。
Sedona (セドナ) は、世界的なパワースポットの1つとして、多くの人に知られている場所だ。
特に目的はなく、20才の時、なぜか、急に行きたくなり、予備校で仲良くなった友達と男2人で訪れた。
セドナには、約3日間ほど、滞在したのだが、今回は、その滞在中に受けた『霊能力者とのセッション』について書きたいと思う。
Sedona (セドナ) に着いて、2,3日目の昼頃。
『明日何しようか?』という話になり、とりあえず、日本から持ってきたガイドブック (聖地セドナパーフェクトガイド) をホテルのベッドの上で開いてみた。
このガイドブックの真ん中辺りには、霊能力者・ヒーラーの方が、7人くらい紹介されている。
Sedona (セドナ) は、世界的なパワースポットということもあって、『霊能力者』or『ヒーラー』と呼ばれる人たちが、数多く住んでいるからだ。
だが、当時の僕は、「霊能力者」と言われても、正直、いまいちピント来なかった。
でも、せっかく、こんな遠いいところまで来たし、「受けてみようか!」という話になって、
色んなページを見てみて、僕たちは、その中から、『メアリーモーニングスター』さんのセッションを受けてみることにした。
理由は、なんとなく。笑
たくさんいて、誰にしたらいいのかわからなかったので、直感的に選んだ。
行き当たりばったりで、無計画な僕たちは、前日に電話して、「明日の予約取れますか?」というドタ入れだったが、たまたま運が良く、予約が取れた。
*もし予約を取るなら、最低でも1週間前にはしておいた方がいいと思う*
因みに、
メアリーモーニングスターさんのセッションは、
『サイキック・リーディング』
というもの。
セッションを受ける人の守護霊や見えない存在と話して、メッセージを受け取り、それを伝えてくれるらしい…。
僕がセッションを受けたのは、今から4年半前。
だから、覚えてないことも、ウル覚えなところもあるが、「当時のメモ」と「今の記憶」を頼りに書いていきたいと思う。
*メアリーさんは、日本人の母親とネイティブアメリカンの父親を持つ方であるが、日本語は、ほとんど話せない*
『リーディング』の流れ
・自分の『名前』と『生年月日』を言う。
・あと、大学生と言ったら、何を専攻してるのか聞かれたので、その分野 (地理学) を答えた。
・メアリーさん自身の軽い自己紹介。(こういう仕事をするまでの経緯とか)
・メアリーさんが、見えたものを僕に伝えながら、対話していく。
・カードを何枚か引き、そのカードの説明。
・ハグして、終わり
約60分間の「セッション」へ
セッション中のやり取りは、『会話形式』で、紹介したいと思う。
録音したものを書き下ろしたわけじゃないので、飛び飛びですが、ご了承を。
*当時は、全く英語がわからなかったので、通訳をつけました*
序章
まずは、自分の『名前』と『生年月日』を伝え、大学生と言ったら、何を専攻してるのか聞かれたので、『その分野 (地理学)』を答えた。
そして、『メアリーさん自身の軽い自己紹介 (こういう仕事をするまでの経緯とか)』があり、それから、
本格的なセッションが、始まった。
本編 (Let’s Start 〜)
メアリー : 「あなた色々考え過ぎね、余計なこと考え過ぎよ! そんなに考えないくていいわ。」
自分 : 「そう言われても、なんか色々考えてしまうんです…」
メアリー : 「あと、あなた、凄い飽きやすいわね。」
自分 : 「あ、確かに昔から新しいもの好きだったかも。でも、そんなに飽きやすいかなぁ?…」
メアリー : 「あなたは、頭の視野が広いわね。物事を広く客観的に見ることが出来る。」
最初の数分は、自分の『性格』についてを色々言われた。
メアリー : 「あなたの魂は、すごく古いです。とても古い魂 (オールドソウル ) です。」
自分 : 「ほうほう??」
メアリー : 「あと、あなたは自分に厳し過ぎね。」
そして、
メアリー : 「あなたの守護霊は、10人くらい見えるわ。」
自分 : 「え、3人とかじゃなくて?」
メアリー : 「でも、特に3人の人が、はっきりと見えるわね。」
メアリー : 「1人目は、あごひげが長い男性で、『孔子」みたいな人。この人は、かなり頭が良いわ。」
メアリー : 「あと、おばあちゃんみたいな人が見えるけど、どちらか、おばあちゃんが、亡くなられたりした?」
自分 :「いや、どちらのおばちゃんもピンピンしてますが、…」
メアリー : 「じゃあ、誰なんだろうね?」
自分 : 「え!? 僕が知りたいです!笑」
その下りは、ここまでしか覚えてない。笑
セッションが始まって、約5分後、
メアリーさんの口から、びっくりな発言が飛び出す。
メアリー : 「あなたの書いた本が、並んでるのが見えるわ。」
自分 :「え???」
意外な発言すぎて、何も言葉が出てこない。
メアリー : 「しかも、10冊とか、たくさん。」
自分 : 「え…、Really???」
メアリー : 「なんか、地球系の how to本かな。」
自分 : 「へえ。へえ〜。(⇦もはや、他人事)」
その後、もっと衝撃的な発言が、、、
メアリー : 「あなたは、人類の地球に対する考え方を変えるわ。」
自分 : 「…….。」
自分 : 「今、なんとおっしゃいました???」
自分 : 「人類の地球に対する考え方?」
自分 : 「しかも、『日本人』とかじゃなく、『人類』???」
自分 : 「あの、メアリーさん…、それにしても、壮大過ぎません!?」
メアリー : 「うん。(あっけない表情)」
予想してないびっくりなことを言われたせいか、その後の会話が思い出せない…。
うーん。何だったっけ?笑
家族について
メアリー : 「兄弟はいる?」
自分 : 「妹がいます。」
メアリー : 「あなたは、お母さんと繋がりが強いわね。お父さんとは、あんまり強くないわ。」
自分 : 「確かに、お母さんとの繋がりは、強く感じるかも…。」
そして、唐突に、
メアリー : 「なんで、お母さんに、何かを返さなくちゃって思ってるの?」
自分 : 「…。(言葉に詰まる)」
メアリー : 「お母さんに、なんかしてあげなきゃと思ってるでしょう。」
自分 : 「それは、…。」
普段自分で全然気が付いてない事だったけど、なんか、心の奥底に突っかかっていた事に触れられた気がした。
沈黙 ……
メアリー : 「ゆっくりでいいわよ。」
自分 : 「僕、高校の時に野球部に所属してたんですけど。その部活がよくわからない決まりもたくさんあって、先輩になるまで、食堂使えないとか、他にもたくさん…。」
自分 : 「毎日、お母さんが、5時起きで、弁当作ってくれてて。なのに、高校時代、怪我にも苦しんで、試合にほとんど出れなかったんです。色々してもらったのに、何も返せてないなと思って。…」
なんか、この話をしてたら、突然、涙が出てきた…。泣くつもりなんて、全然なかったのに…
すぐさま、ティッシュをくれるメアリーさん。
(その動きが慣れていたから、結構たくさんの人を泣かしてきた気がしてる。笑)
自分 : 「しかも、僕の怪我がまたややこしくて…。大きな名のある整形外科を5つくらい行って、鍼治療、気で治すという人、片っ端から、色んな診断と治療を試したのに、原因もよくわからず、治らなかったんです。」
自分 : 「色々、親に迷惑かけたんで、何か返さないといけないって気持ちが強いんです。」
真剣な眼差しで、聞いてくれるメアリーさん。
メアリー : 「でも、お母さんのために、何かしようとしなくていいわ。」
メアリー : 「自分の為に、生きなさい!」
自分 : 「え、…。(⇦正直、戸惑う自分)。」
自分 : 「自分を優先して、生きていいんすか?」
あんまり、整理できてない自分。
メアリー : 「将来、あなたの両親は、あなたのことを誇りに思ってるわよ。」
自分 : 「え!? そうなの?」
メアリー : 「だから、親のために生きるんじゃなくて、自分の為に生きなさい。」
メアリー : 「とにかく、親に何かをして返そうとしなくていいわ。」
その後、ちょこちょこ話が逸れながら、ひと段落し、
「他に何か聞きたいことある?」と聞かれた。
自分 : 「うーん。(少し悩む)」
霊能者とセッションするなんて、その前日に決めたことだったし、
20才の自分が何を聞いたら良いのか、正直よくわからなかった。
だが、とりあえず、
「仕事」と「結婚」だけ聞いとこうかな。と思い、
自分 : 「結婚について聞きたいです。」
メアリー : 「わかったわ。見てみましょう。」
そして、石 (水晶みたいなやつ) を触り始める。
結婚について
だが、仕事の話から始まった。
自分 : 「え、俺の『結婚』は???」
と思いつつ、しばらく、仕事の話を聞く。
すると、突然、
『結婚』というか、『恋愛系』の話になる。
メアリー : 「たくさんの女の子が見えるわ。」
自分 : 「え、…。」
メアリー : 「寄ってくる女性も、けっこういるみたい。」
自分 : 「おっ!。たくさんって、数人ですか?」
メアリー : 「いやいや、もっともっと、10人以上。」
自分 : 「はい!? 」
(開いた口が塞がらない)。
自分 : 「それって、たくさん付き合うってことですか?」
メアリー : 「うん。」
いつも、突然、予想してないことを言い出すメアリーさん。
メアリー : 「あなたが飽きやすいからかなぁ?」
自分 : 「え!?、最低なやつじゃないですか?」
未来の話だから、どこか他人事。笑
メアリー : 「あと、25才くらいで、急いで結婚しようとしないでね。」
自分 : 「え、何で???」
メアリー : 「10年くらいしたら、あれ、この人じゃなかったのかなぁって、思い始めるかも…」
自分 : 「え?、怖!」
メアリー : 「あなたが飽きやすいからかなぁ?」
自分 : 「メアリーさん…、またそのセリフですか!?」
自分 (内心) : 「というか、俺は、どんだけ飽きやすい人なの?」
メアリー : 「子供は好きですか?」
いきなり、子供の話?と思ったが、
自分 : 「すごく好きです。」
メアリー : 「子供が3人見えるわよ。」
自分 : 「え、3人も?」
メアリー : 「うん。」
メアリー : 「普通は、長男というか、1番目の子しか見えないんだけど…」
メアリー : 「何か意味があるのかもね?」
自分 : 「あのメアリーさん、最後、疑問形で問いかけるのやめてくださいません?笑」
自分 : 「できれば、その意味を教えて欲しいっす…」
もしかして、3人とも、別の母親なんて、ないよね …
というか、俺の『結婚』は???
肝心の結婚を聞いてないぞ。俺の未来のフィアンセは!?
自分 : 「僕は、いつくらいに、結婚するんですか?」
メアリー : 「うーん。」
自分 : 「30歳くらいですか?」
メアリー : 「うーん。その辺りかな…。」
ちょっと、よくわからなさそうな表情で答える。
自分 : 「え、ザックリ過ぎません!?」
自分 : 「こういうのって、『あなたは、27才で結婚しますよ。』とかそういう感じじゃないの?…」
メアリー : 「私からは、以上かな。」
あれ?、終わった?…。
時間の終わりが近づき、今度は、よくわからないカードを色々引いた。
引いたカードについて、説明を受けたが、たくさんカードを引きすぎて、全然覚えてない。笑
*後々知ったけど、「オラクルカード」って言うらしい。*
最後に、ハグをして、終わり。
セッションを受けた感想
あっという間な60分間だった。
今までの人生で、占い師に直接占ってもらったこともなかったし、正直、不思議な時間だった。
セッションの最初の方で、『守護霊がたくさんいる』と言われたことは、これから色んなことに挑戦したいと思いつつ、不安も感じていた自分の背中を押してくれた。
こんなに守護霊が付いてるなら、何挑戦しても死なないでしょ的な。笑
あと、自分では、気が付いてなかった自分自身についても、色々知れた。
今振り返ると、自分のことを自分が全然わかっていなかったなぁと思う。
そして、このセッションが終わって、スッキリしたというか、少し楽になった自分がいた。
心が浄化されたというか。僕の友達も、メアリーさんのセッションを受けたのだが、終わった後、スッキリとした表情をしてた。
特に後悔してることはないが、ただ、「もう少し聞きたいことを明確にしておけば良かったなぁ」と思うことはある。
自分のオーラの色を聞くの忘れてたし、「仕事」と「結婚」についてしか、自分から聞かなかったから。
でも、実際に話してる時に、そういう話題にならなかったということは、『その時に知るべき情報じゃなかったのかもしれない。』とか思ったりもする。
メアリーさんの『予言』は、当たってるのか!?
もう、あのセッションから、約4年半が過ぎた。
だが、メアリーさんに言われた僕の未来は、まだ実現してない。笑
一体、何年先の僕の姿が見えたのだろうか?笑
もしかしたらメアリーさんは、僕の数多くある未来の一つが見えたのかもしれない。
その時に、1番可能性の強かった未来を。
これから先、メアリーさんの予言が当たる時がやってくるかもしれないし、そうならないかもしれない。
でも正直僕は、どっちでも良いかな。
思考に囚われることなく、その時の自分の気持ちに、正直に生きていきたい。
余談
僕と同じ日に、メアリーのセッションを受けた友達の未来は、結構当たってたらしい。
*セドナへ一緒に行った友達*
セッションの1,2年後に話したのだが、「あの占い結構当たってたよ。」と語っていた。
実は、セドナで、両方のセッションが終わったすぐ後、ホテルに戻り、お互い、どんなことを言われたのか話したのだが、
友達は、「こういう人に告られるとか、何歳で結婚するとか」具体的に言われていて、びっくりした。
受ける人によって、言われることが、全然違うんだなぁと思った。
最後に
結果的に、メアリーモーニングスターさんの『サイキックリーディング』を受けて良かったと思う。
何より、貴重な経験だった。自分を知るための良いきっかけになった。
また、自分が気が付いてないところで、自分の重荷になっていたことにも、気がつけた。
もし、興味があって、機会があるのであれば、すごくオススメだ。
あと、
もし Sedona (セドナ) へ行くなら、このガイドブック (聖地セドナパーフェクトガイド) は、すごく役に立つと思う。
実際に持って行って、便利だった。
霊能力者のセッションだけでなく、オススメのホテルやレストラン、ショップ、見やすい地図もある。
分厚く無く、余計な情報もない。
コンパクトにまとまっていて、便利なガイドブックなので、きっと重宝すると思う。
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