他国を訪れた時は必ず、一度は、「市場 (スーパー)」に、行くようにしてる。
なぜなら、そこで、現地の暮らしや文化を感じれるから。
ザンジバル島のストーンタウンに滞在中も、『ダラジャニ市場』を訪れた。
特にローカル市場は、面白い!
観光客へ高値で吹っかけてくる人も多いが、市場の雰囲気が、ユニークで、刺激的だ。
発展途上国にあるレストランは、ほぼ観光客向けなので、そこへ行っても、現地の暮らしなんて、体験できない。
是非、一度は、現地の市場へ足を運んでみて欲しい。
ダラジャニ市場 (Darajani Market)
売ってるもの
肉や魚、野菜、果物、米、スパイス、コーヒー・ティーなど、色々売ってる。
だが、観光客や旅人が買うものは、「フルーツ」か「スパイス (香辛料)」、コーヒーなどだろう。
ここに来て、驚いたのは、バナナのデカさだ。笑
因みに、ザンジバル島において、バナナは、約24種類ある。
下の写真の中に、「赤いバナナ」があると思う。
日本ではこの「赤いバナナ」を滅多に食べられないので、ザンジバル島に来たら、是非、食べてみて欲しい。
タンザニア国内でも、意外と、買える場所は少ない。
関連記事 : タンザニアで、『赤いバナナ』を買う方法は!?
このダラジャニ市場以外だと、ムトワンブという街でしか見かけなかった。
ザンジバル島は、別名「スパイス・アイランド」とも言われていて、市場へ行くと、必ずスパイスが売ってる。
特に、ザンジバル島は、「クローブ (Clove)」というスパイスの貿易が昔から盛ん。
因みに、高級スパイス「サフラン (Saffron)」も売っている。
サフランは、スパイスの中で、最も高級だ。
日本で買うと、「1g : 1000円以上」する。
だが、タンザニアの市場で買うと、「10g : 9000シリング (450円)」で購入できる。
ダラジャニ市場では、この価格だった。
もし買うのであれば、上の写真のようなホールスパイスを買った方がいい。
パウダーの方が安いが、不純物が混ざってたり、サフランの質が悪いものが使われてる可能性が高いので、純正の乾燥した雌しべを買おう。
サフランやクローブ以外には、「ナツメグ (Nutmeg)」も売られてる。
ザンジバル島に滞在中に、スパイス農園にも行ったのだが、そこで、ナツメグの木もあった。
関連記事 : ザンジバル島の「スパイス農園」が、楽しくて、勉強になった!
ナツメグは、女性が大量に摂取すると、ハイになるらしい。
一度に、10g以上は摂取しないように気をつけよう。病院行きになる人も多いようだ。
ナツメグの場合は、買うなら、パウダーの方がいいと思う。
上の写真のような状態のやつだと、専用の道具がないと、潰せないので。
料理に使えない。
ダラジャニ市場には、スパイスコーナーが、たくさんある。
そして、スパイスの他に、ザンジバルコーヒーやスパイスティー・スパイスコーヒーも置いてある。
これは、なかなか珍しいが、ザンジバル島の人は、紅茶やコーヒーをスパイスやフルーツと混ぜて飲むらしい。
Ginger Coffee (ジンジャーコーヒー), Banana Coffee (バナナコーヒー)。
Vanilla Tea (バニラティー), Cinnamon Tea (シナモンティー) などなど。
バラだと、1つ150gくらいで、「3000シリング (150円)」。
1番小さいサイズでも、十分な量があるので、1,2個で、十分な気がする。
アクセスについて
ダラジャニ市場の場所は、上の地図の「赤色の食べ物マーク」。
ストーンタウンの安宿「フラミンゴゲストハウス」からも近い。
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ストーンタウンのどこから、歩いて行ける場所にある。
ただ良くない人も市場に入るので、そこだけは気をつけよう。
最後に
僕は、今では色々スパイスについて知ってるが、
実は、アフリカへ来るまで、スパイスについて無知だった。
一ミリも興味なかったし、頭の中は、「スパイス=辛い」で、とまってた。
現地の市場の商売人が必死になって売ろうと、勝手に色々説明してきたおかげで、結構詳しくなった。笑
本当は、スパイスについて、ある程度知っていた方が、相場の違いも判断しやすいし、騙されたりしないから良いと思う。
だが、スパイスについて無知でも、それはそれで、良い経験になるかもしれない。
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