熱帯建築の神様ジェフリーバワが建築した「へリタンスカンダラマ (Heritance kandalama)」。
このホテルのことをガイドブックや雑誌、ブログなどで知ったけど、
「高級ホテルみたいだし、高そうだから、私には無理だ。泊まれない。」
もしかしたら、そう思ってる人も多いかもしれない。
でも実は、、、
高級ホテルでも、意外と、予想以上に安く泊まれたりするものだ。
しかも、ジェフリーバワ建築のホテルの中では、
このへリタンスカンダラマが、『1番狙い目』である。
へリタンスカンダラマの基本情報
前回の「自然と一体化したバワ建築のホテル「へリタンスカンダラマ」に、二泊三日した正直な感想!」では、
実際に僕が泊まったみて感じた「へリタンスカンダラマの魅力」を中心に紹介したが、今回は、実際に泊まる上で必要な、ホテルの基本情報についてまとめてみた。
こういう現実的な話も大事なので。
是非、へリタンスカンダラマの宿泊を検討する上で、1つの参考にしてもらえたら嬉しいなと思う。
部屋のタイプ (宿泊料金)
へリタンスカンダラマの部屋のタイプは、
スーペリア < デラックスルーム < パノラミックルーム < ラグジュアリールーム < スイートルーム
という感じのグレード。
スーペリアが、最も安い部屋で、スイートが最も高い部屋だ。
僕は、1人旅だったし、「とにかく、このホテルに泊まれればいい。」という感じだったので、
1番安い『スーペリア (キングベッド一個)』という部屋のタイプを選んだ。
*他のタイプの部屋には泊まってないので、今回は、スーペリアのみ。*
スーペリア (1番安い部屋)

僕が宿泊したのは、「スーペリア」という最も安い部屋タイプで、案内された部屋は、ロビー階で、最もロビーに近いこちらのお部屋。

それでは、お部屋の中へ。

扉を開けると、

こんな感じ。
一人には、ちょうど良い広さ。
ベランダには机と椅子があり、

なんとベランダからの景色は、

湖が見える。
1番安い部屋だったのに、眺めも素晴らしい。

夕方に、少し雨が降ったのだけど、それによって、景色も良い感じになった。

バスルームのデザインも統一感があって、僕が泊まった部屋は、バスタブなしのシャワーのみ。
因みに、Wi-fiは、こんな感じで、

1部屋で、2デバイスまで使用可能。
無料wi-fiだ。
肝心のwi-fiの強さであるが、部屋の場所によって多少強さは、異なる感じがした。
正直言うと、僕は端っこの部屋だったこともあり、あんまりwi-fiが強くはなかった。
Google検索とかは、問題なく使えるけど、YouTubeやWordpressなどは、スムーズにいかない時もある。
宿泊料金と食事に関して

僕が宿泊した時期は、2019年の4月。
当時、1週間の中で最も安い日を探したら、1日食事なしで、約14000円。
ただ税金とサービス料が高いので、16500円が、食事なしの最安値だった。
8月に予約サイトを見たら、食事なしで、一泊8750円からあった。
因みに、こちらの「バワ建築のホテル「へリタンスカンダラマ」の食事が、最高過ぎた。日本のホテル顔負け!?」という記事でも、詳しく書いてるが、
結局、ホテル宿泊すると、周りに食べることがないので、ホテル内でご飯を済ますことになる。
なので、予約の段階で、確実に食事を取りそうな分 (朝食とディナー) は、込みで、予約した方がお得になる。
僕は、結果的に、二泊三日泊まり、トータル327USドル (部屋代2日分、朝食2回、ディナー2回、ランチ1回、税金、サービス料全て込み) だった。

朝食とディナーは、ビュッフェスタイル。
味も、すごく美味しい!
詳しくは、こちらの記事「バワ建築のホテル「へリタンスカンダラマ」の食事が、最高過ぎた。日本のホテル顔負け!?」に書いてます。
プールは、全部で3つ!

プールは、別料金ではなく、宿泊料金に含まれている。
たまに、高級ホテルプールって、別途有料で、チェックアウトの時にめちゃ高い金額を支払わないといけなくなったみたいな話を聞くけれど、ここは大丈夫だ。
安心して、利用してオッケー。笑
因みに、上の写真のプールは、Dambulla Wing (ダンブッラウイング) の端にある「Rashmee Pool」。
他には、「インフィニティープール」もある。

湖と一体化して見えるプール。
インフィニティープールを世界で初めて発案したのは、このホテルを手掛けたジェフリーバワだと言われてる。
スタッフも、親切!

ホテルって、スタッフの態度や対応が悪いと、一気に素敵な滞在が台無しな気分になってしまうもの。
スタッフに対して、多くの期待をすることはあまりよろしくないとは思うが、このホテルのスタッフは、最低限のホスピタリティーがある。
二泊三日、このホテル内で過ごしていて、スタッフの態度に嫌な思いをしたことはなかった。
このホテルの口コミを見ていても、スタッフの対応を評価してる人は多い。
へリタンスカンダラマへの「アクセス」
赤ピンの場所が、ホテル「へリタンスカンダラマ」。
もしバスや鉄道を使うのであれば、へリタンスカンダラマまでの最寄りの停車場所は、『Dumbulla (ダンブッラ)』という町になる。
ダンブッラからへリタンスカンダラマまでは、「トュクトュク or タクシー」を利用する他ない。
*タクシーより、トュクトュクを利用するのが自然かな。*
お金に余裕のある人は、コロンボ (スリランカの実質首都で、空港に近い街) から、へリタンスカンダラマまで直接タクシーとかを使うと思うので、車での所要時間は、4時間半くらいだと思う。
僕は、ハバラナからダンブッラへバスで行き、ダンブッラからへリタンスカンダラマまでトュクトュクで移動した。
トュクトュクで移動した場合 (片道)
所要時間 : 20分
料金 : 「1000Rs (約650円)」
因みに、シーギリヤからだと、トュクトュクで、30分くらいだ。
最低でも、二泊三日が、おすすめ!

ジェフリーバワのホテルの多くは、スリランカ南西部のビーチ沿いにある。
へリタンスカンダラマは、彼の建築の中で、唯一内陸部にあるホテルだ。
ゴールにある「Jetwing Lighthouse」は、安くても、一泊、230$はかかるし、ヌルガンガは、300$〜500$前後する。
だが、ヘリタンスは、ハイシーズンでも、「一泊130$〜」で泊まれる。
しかも、1人いくらではなく、一部屋いくらという料金設定だ。
1万5000円くらいなら、
・海外保険に加入しない。
・不要なWi-Fiポケットを日本で借りない。
・スリランカ国内の移動をバスや電車にする。
・飛行機の値段を早めに予約する。
とか、他の日程で、ローカルレストランを利用するとか、色々節約すれば、簡単に捻出できる金額だ。
どうしても、金土日は、値上がりしてしまう。これだけでも、5000円近く節約できる。
こんなに自然と一体化したホテルなんて、世界のどこを探してもないし、隅々まで、ジェフリーバワの細かな工夫を感じれる。
ホテル内も広いので、一日かけてじっくりと、設計やデザインを見て回るのも楽しい。
是非、二泊三日泊まって、へリタンスカンダラマを体感してみるのが、個人的には、おすすめだ。
公式サイトからも予約可能だが、全部英語だし、料金を比較してみると、「Booking.com」の方が安い。
僕は、Booking.comを通して、へリタンスカンダラマのホテルを予約したのだが、すごくリーゾナブルな値段で泊まれた。
是非、1つの参考にしてみて欲しい。
最後に
チェックインは、14時からで、チェックアウトは、12時までだ。
14時には、ホテルに着くようにすると、出来るだけ長く、へリタンスカンダラマに滞在することができる。
一泊二日の場合は特に、ホテルでの滞在時間が短いので、夜ではなく、14時頃の到着を目指したいところだ。