ジェフリーバワ建築の1つで、スリランカ南西部のゴールにある「ジェットウィング ライトハウス (Jetwing Lighthouse)」。
バワ建築の中でも、彼が晩年近くに手掛けた「最高傑作」だと言われてるホテルだ。
多くの観光客は、彼の建築やデザインを体感するために、このホテルへ泊まるのだが、
実は、食事も美味しい!
ということで今回は、ホテル「ジェットウィング ライトハウス」の食事面を中心に紹介出来たらいいなと思う。
ジェットウィング ライトハウスの食事

僕は、このジェットウィングライトハウスに、一泊だけしたのだが、滞在中に、遅めのランチ、ディナー、朝食の計3回、食事を利用した。
まずは、僕が14過ぎに、チェックインした後に、軽くつまみを食べたランチから紹介したい。
ラウンジで、軽食。(遅めのランチ)

こういうラウンジスペースで、軽食を食べれる。
軽食のメニューは、こちら。

一応、軽食のメニューだが、「11時〜23時」まで、注文出来るようだ。

僕は、「BBQ Chicken Winglets (12pieces)」をオーダーした。
普通に美味しかったので、一瞬で、たいらげてしまった。
これを日本で食べたら、2倍以上する気がするので、「700Rs (約455円)」は、意外と安い気がする。
まあ、スリランカの物価から比べると、少しお高いけれど。

海風を感じながらの軽食は、最高だった。
ただ、4月末〜10月末までの雨季の時期は、海が荒れて、波しぶきが来ることもあるので、11月〜3月の乾季の時期が、1番おすすめかもしれない。
ディナー

続いては、ディナーを紹介したい。
ディナーには、ブッフェとセットメニューの2パターンあるのだが、それは、その日のお客さんの人数などで決まるらしい。
僕が宿泊した時は、平日で、コロンボのテロの影響もあり、宿泊客は、結構少ない方だったように思う。
2階の広いラウンジのどこかに、こんな看板を見つけた。

僕が宿泊した日のディナーは、「Set Menu」と書かれてる。
なので、ブッフェスタイルではなく、メニューから注文して、オーダーするスタイルのようだ。

レストランエリアのスタッフに、1名だと告げると、端っこの片隅に案内された。笑
確かに、レストラン内は、全部見渡せる席だけれども。笑
正直言うと、このホテル「ジェットウィングライトハウス」は、
同じくジェフリーバワが手掛けたスリランカ内陸部にあるホテル「ヘリタンスカンダラマ」とは違って、あんまり1人で宿泊するのは向かないかな。
部屋も、ゴージャスな雰囲気だし。
どちらかというと、カップルに、ピッタリのホテルだ。

他にも、たくさんメニューはあるが、僕は、「ナシゴレン (Nasi Goreng)」の卵なしに。
料金は、「1300Rs (約845円)」だが、スリランカのお高いサービスチャージなどは、Exclude と書かれてるので、この金額は、それらが抜かれた価格らしい。

ナシゴレンを注文したら、パンが出てきた。
右側の丸いパンの表面には、チリパウダーが付いてて、凄く美味しかった。
因みに、パイナップルの刺さったドリンクは、ノンアルコールドリンクの「BORA BORA (460Rs)」というやつ。

結構海外では、ノンアルコールドリンクのことを「Mocktails」と表記されてることが多い。
もし疲れ気味だったりして、アルコールを控えたいときなどは、おすすめだ。

しばらくすると、「ナシゴレン」が、到着。
お皿の片隅にある串に刺さってるのは、エビとラム (羊の肉)。
パッと見は、あんまりボリュームないように見えるが、意外とお皿の深さがあり、全部食べたらお腹いっぱいになった。
ナシゴレンは、正直、少しスパイシーで辛かったが、味は凄く美味しかった。

デザートには、「Ruhunu buffalo Curd with kithul treacle」を。
関連記事 : スリランカのデザート『Curd (水牛のヨーグルト) & Kitul Treacle (孔雀椰子の花蜜)』が、めちゃ美味し。
この記事でも、紹介しているが、「Curd & Treacle」は、スリランカの人気デザートだ。
スリランカに来たからには、是非一度、試食してみて欲しい。
朝食 (ブッフェスタイル)

場所は、ディナーと同じところ。
ディナーは、セットメニューだったが、朝食は、ブッフェだった。
僕は、朝食込みで、ホテルの予約をしたので、1000円くらいだったが、部屋の料金とセットではなく、朝食を頼むと、2000円くらいするので、
予約の際に、朝食込みで予約するのが、おすすめ。


ジャムは、パッションフルーツやマンゴーもあるが、ウッドアップルもある。

こちらのコーナーは、スリランカ料理。
カリーを中心に、並んでた。

他には、目玉焼きやワッフルなど、その場で調理する系のコーナー。

ブッフェになると、偏ったおかずになる…。
味は、普通に美味しい。
ヘリタンスカンダラマのブッフェの方が、美味しかったかもしれないが。
関連記事 : バワ建築のホテル「へリタンスカンダラマ」の食事が、最高過ぎた。日本のホテル顔負け!?
ただ、ジェットウィングライトハウスのブッフェの方が、スリランカの個性を推した食べ物が多いのは、魅力的だ。


「Mukunuwanna」という薬草のスープだったり。
味は、抹茶パンプキンみたいな感じだった。
上の写真の看板に書かれてる情報によると、消化や胃の障害に効果があるようだ。

あとは、「Wood Apple (ウッドアップル)」とか。
スリランカではよくジャムとして見かけるんだけど、このホテルのブッフェでは、フルーツとして、食べられた。
上の写真のように、殻は触ってみるとわかるが、凄く硬い。
カチコチ。笑
で、その殻の中にある果肉を食べることができる。

果肉の外見も、あんまり美味しくはなさそうだが、凄く栄養のあるフルーツらしい。
ビタミンCやポリフェノールの含有量が、非常に高いみたい。
ウッドアップルは、なかなか貴重なので、是非、スリランカに来た時は、試してみて欲しい。

因みに、ディナーのところでも紹介したが、
朝食では、スリランカのデザート「Curd & Treacle (水牛のヨーグルトと孔雀ヤシ蜜)」が、ただで食べられる。
*ただというか、朝食のブッフェ代に含まれてるので、個別に注文せずに食べられる。*

この「Jaggery (ジャガリー)」というのは、先ほどの「Kitul Treacle (孔雀ヤシの花蜜)」から作られる精製されていない砂糖のこと。
さっぱりとした甘さで、変な甘さがなく、美味しかった。
他には、Chickpea (ヒヨコマメ) とか、Fresh Snake Gourd (ヘビウリ)、Starfruit (スターフルーツ) などもあったし、
紅茶は、スリランカの3つくらいの産地からどれかを選べる感じだったし、
ジェットウィングライトハウスの朝食は、スリランカの魅力ある食材を生かした食べ物が多いのが、凄く魅力だった。

朝食やディナーを食べる大きな部屋は、デザインもお洒落で、天井のところどころには、目立たないような工夫も見られた。

さすが、ジェフリーバワ建築のホテルだ。
最後に

今回は、ホテル「ジェットウィング ライトハウス (Jetwing Lighthouse)」の色んな魅力の中でも、『食事』にフォーカスして、紹介した。
やっぱり、ホテルの宿泊において、『食事』って、すごい大事だと思う。
いくら部屋がお洒落でも、建築がすごいホテルでも、見学するだけなら良いが、
宿泊するのであれば、食事がまずいと、あんまり素敵な滞在だったという気持ちにはならない気がする。
ホテルとなると、スタッフの対応も大切だし、食事の美味しさも、素敵な滞在に大きく関わってくる。
ジェフリーバワの建築したホテルは、建築やデザインにばかり、注目されがちだが、
ジェットウィングライトハウスは、『食事』も魅力的なホテルだということが、この記事を通して、少しでも伝われば嬉しいなと思う。
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