スリランカのデザート『Curd (カード) & Kitul Treacle (孔雀椰子の花蜜)』が、めちゃ美味し。




2019年の4月に、約1ヶ月かけて、スリランカをぐるっと回ってきた。

スリランカ滞在中は、

ローカルレストランや観光客向けレストラン、ゲストハウスのオーナーの手料理など、色んなスリランカ料理を食べて来たのだが、

その時に、何度か、Curd (カード) という、水牛のヨーグルトに、

Kitul Treacle (キトュル・トリクル) という、スリランカで取れるヤシの花蜜をかけた「デザート」を食べる機会があった。

デザートの外見は、こんな感じ。

Curd & Kitul Treacle

スリランカ料理に、こんなデザートがあることは、全く知らなかったのだが、

これが、

スっごく美味しかった!!!

より本場のスタイルだと、Clay Pots (素焼鉢) に、水牛のヨーグルトを入れる。

素焼鉢に入った Curd (カード)

基本的に、「Kitul Treacle」は、別添えでやってくるので、カード (水牛のヨーグルト) 単体で、食べることもできる。

孔雀椰子の花蜜『Kitul Treacle (キトュル・トリクル)』

上の写真で、ヨーグルトの上にかかってる黒いハチ蜜みたいなのが、「Kitul Treacle (キトュル・トリクル)」。

Kitul (キトュル) とは、「孔雀椰子という木」のことで、

Treacle (トリクル) は、「糖蜜」のこと。

つまり、「Kitul Treacle」とは、熱帯雨林に自生している「孔雀椰子 (クジャクヤシ) の花蜜」から作られる天然甘味料である。

呼び方自体は、色々あって、「キトュルパニー」とか、「キトュルハニー」とも、呼ばれたりする。

でも、英語表記だと、『(Kitul) Treacle』が、多いかな。

そして、気になる味だが、ハチ蜜よりも、『黒蜜』って感じ。

でも、どの蜜でもないオリジナルの味がする。

日本でも買えるので、興味ある人は是非買ってみて、プレーンヨーグルトにかけ、食べてみて欲しい。

*現在、日本では、商品が取り扱われていないようです*

スリランカの人気なデザート『Curd (水牛のヨーグルト) & Kitul Treacle (孔雀椰子の花蜜)』をより正確に再現する方法は、記事の最後の方で、詳しく紹介してます。

水牛のヨーグルト『Curd (カード)』

普通のヨーグルトは、「牛のミルク」から作られるが、

カード (Curd) に使うのは、

水牛 (バッファロー) のミルク』。

漢字で見ると、

「水牛」も「牛」も、一緒でしょ!

と、一括りにしがちだが、

英語で表記すると、

全然別物であると認識しやすいかもしれない。

水牛は、バッファロー (Buffalo) で、牛は、(Cow) だ。

Buffalo (バッファロー)

これは、スリランカのウィルパットュ国立公園で撮った写真だが、

外見も、乳牛と、けっこう違う。

ヨーグルトにしたら、見た目がそっくりになるけど、味は微妙に異なる。味に鋭い人は、違いがはっきりと感じ取れると思う。

個人的には、カード (Curd )の方が、普通のヨーグルトよりも、美味しく感じた。

バッファローの方が、良い草を食べてるからかな?笑

因みに、Curd (カード) は、スリランカ南部の「特産物」らしい

日本で、このデザートを再現するには!?

残念ながら、日本では、同じものは再現出来ない。

だが、より近いものは再現できる。

『水牛のヨーグルト』は、代用する。

Curd (水牛のヨーグルト) は、日本へ持って帰れないし、日本では、簡単に買えない。

なので、日本で再現するには、ヨーグルトの方を代用する形になる。

そこで、僕がおすすめなのは、

この『明治ブルガリアのプレーンヨーグルト』だ。

ただし、「脂肪ゼロのやつ」は、買わないで欲しい。

実際のカード (水牛のヨーグルト) の味から、かけ離れてしまう。

1度、微妙に味付けされたプレーンヨーグルトに、ヤシ蜜をかけて食べたことがあるのだが、味の組み合わせが悪く、鬼不味かった。笑

『Kitul Treacle』は、日本で買える。

*現在、日本では、商品が取り扱われていないようです*

この蜜を蜂蜜とか、黒蜜で代用したら、全く違った味になってしまう。

「Kitul Treacle」の味は、
唯一無二 (オンリーワン) だ。

因みに、上のアマゾンで買える『Kitul Syrup (=Kitul Treacle)』は、

僕が実際に味にしてみて、本場のスリランカで食べたやつと同じ味だったので、おすすめの一品。

まとめ(揃えるもの)

① プレーンヨーグルト (ブルガリアの1番オーソドックスなやつ)

② Kitul Treacle (100%天然のキトルシロップ)

この2つが、揃わないと、本場の味により近い状態は、再現できない。

Kitul Treacle」を蜂蜜や黒蜜で代用しても、味が全く変わるし、プレーンヨーグルトをなんか微妙に味ついてたり、脂肪ゼロのやつで代用すると、台無しになってしまう。

*あと、スリランカのスーパーで売られてる「Kitul Treacle」は、まずいので、個人的には、おすすめしない。*

最後に

これから、スリランカへ行く人は、

是非、このデザート『Curd (水牛のヨーグルト) & Kitul Treacle (孔雀椰子の花蜜)』をトライしてみて欲しい。

すごく美味いから!!!

また、スリランカから帰ってきて、このデザートを再現したい時は、僕がおすすめするやり方をぜひ試してみて欲しい。

Kitul Treacle (孔雀椰子の花蜜)』の「購入方法」については、下記の記事に、詳しく書いてるので、1つの参考にどうぞ。

関連記事 : スリランカのハニー『Kitul Treacle』は、どこで買える?



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