2019年4月、人生初のスリランカへ訪れた。
僕は、約半年間かけて、スリランカ関係の本を全て読み、ブログもほとんどチェックして、旅の計画を立てたのだが、
今回は、その中から、個人的に参考になった「ガイドブック・雑誌」を紹介したい。
おすすめのガイドブック
1. アユボワン!スリランカ (ゆるり、南の島国へ)/岩瀬幸代
この本は、ガイドブックというよりも、旅行記に近いかもしれない。
スリランカを18年以上訪れているエキスパートの岩瀬幸代さんから見た「スリランカとは、どんな国なのか」が綴られている。
僕自身、スリランカへ行くと決めた時は、
スリランカについて何も知らない状態だったのだが、この本を読んで、どういう魅力がある国なのか、すぐにイメージを掴むことが出来た。
文庫本で、分厚くもなく、写真も所々差し込まれているので、この一冊を読むと、「スリランカの全体像を把握しやすい」と思う。
もちろん、これは、一人の日本人から見たスリランカなので、この国の全てではないが、
スリランカを実際に約1ヶ月間かけて一周してきた僕の経験からも、とても良いスリランカの入門書だと言える。
スリランカにはどんな魅力があるのか。
全体的に知りたい人には、特におすすめしたい一冊だ。
2. 地球の歩き方 スリランカ (2018-2019)
日本で最も詳しいガイドブックと言えば、今なお、「地球の歩き方」だろう。
ツアーで、スリランカを観光する人には、あまり必要がないかもしれないが、スリランカを個人で訪れる人 (旅する人) には、
必須のガイドブックだ。
ただ、サファリ (国立公園) やシンハラージャ森林保護区の情報などは、あまり詳しくないので、僕のブログの記事の方が、参考になるかもしれない。
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3. アーユルヴェーダの聖地 スリランカ 癒しの旅
このガイドブックは、スリランカの「アーユルヴェーダ」と「スピリチュアルな側面」に特化した観光ブックだ。
おすすめのアーユルヴェーダリゾートホテルやスリランカのパワースポット、占い師、レストランなどが、紹介されている。
写真が多いので、ホテルや観光地のイメージを掴みやすい。
観光地を実際に個人で訪れる上で必要な情報は、他で補う必要があるが、
ツアーなどで、スリランカに行くのであれば、十分な情報量だと思う。
4. TRANSIT 第35号 南インド・スリランカ スパイス香る楽園へ
僕は、スリランカへ行く前に、初めてこの「TRANSIT (トランジット)」という雑誌を買ったのだが、実際に読んでみて、中身のクオリティーにびっくりした。
すごく凝っているというか、面白い内容だ。
個人で観光する上で、具体的に必要な情報は得られないし、内容の半分は、南インドに関するものだが、僕は買う価値のある本だと思う。
因みに、スリランカと南インドは、地理的に距離も近く、昔から関係性が強い。
だからかわからないが、
スリランカへ行く人は、将来的に、南インドも訪れる人も結構多かったりする。
僕も、スリランカを訪れた後に、南インドを訪れたし、逆に、南インドを旅して、そのままスリランカに寄っていく旅人も、たくさんいる。
なので、この雑誌 (第35号) の内容が、半分ちょっと南インドのことでも、今後役に立つ可能性も大いにあるのではないだろうか。
興味のある人は、是非チェックしてみて欲しい。
まとめ
スリランカに関する雑誌やガイドブックは、非常に少ない。
それはまだ、あまり多くの観光客に開拓されてない秘境の国の1つである証だろう。
でも、スリランカは、今の日本が、経済成長を優先する上で、忘れ去った大切な何かを思い出させてくれる魅力的な国だ。
現代の日本人にこそ、訪れて欲しいなと思う。
この記事が、その際の微力になれば嬉しい。
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