インドに行って改めて感じた「スリランカの3つの魅力」。




他の国へ行って改めて、その国魅力を知ることもある。

今回は、インドへ行った後に感じた「スリランカの3つの魅力」を書きたい。

*スリランカ訪問時期 : 2019年4月 (一周)*
*インド訪問時期 : 2020年1月 (縦断)*

スリランカの3つの魅力

1. 人が親切

まず、スリランカ人は、親切

決して、インド人のみんなが、親切じゃないというわけじゃないけれど、

ただ、「スリランカ人には、ホスピタリティーがある。」と感じた。

日本にいると、親切を身近に感じることもあるかもしれないが、意外と、世界を見渡すと、ホスピタリティーのある国というのは少ない。

思いやりやおもてなし精神」という、概念すら存在しない国も多い。

*タンザニアなど*

もちろん、日本も同じように、スリランカ人が親切と言っても、全員が親切なわけではない。

でも、旅中に出会った道行く人、ゲストハウスのオーナー、トュクトュクのドライバーなど、僕は、彼らから温かさを感じることが多かった。

ではなぜ、スリランカ人は、親切で温かい人が多いのか。

それは、仏陀の影響が大きいと思う。

スリランカは、日本と同じ仏教だが、より原始仏教に近い「上部座仏教」が主流だ。

色々、日本の仏教とは違う部分があるが、

1番大きな違いは、

仏陀との距離の近さ』である。

日本において、仏陀=お釈迦様は、

「神様化」されてるが、

スリランカでは、「先生」に近い。

約2500年前にインドに実在した「ゴーダマシッダルータ (釈迦)」を人として尊敬してる人が多いのだ。

だから、釈迦の教えを大切にしていて、親切な人が多いのだと思う。

中には、釈迦の教えを履き違えて、人を騙す人もいたりするけれど。

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日本好きアピールする通り人には、気をつけて。笑

2. ホテルのレベルが高い。

これは、意外かもしれないが、

スリランカは、ホテルのレベルが高い。

熱帯建築の神様と言われているジェフリーバワの建築をはじめ、素晴らしいホテルが、たくさんある。

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デザインも、シンプルでお洒落だ。

因みに、ホテルだけでなく、ゲストハウスも良い。

実際にゲストハウスに泊まるとわかるが、一泊1000〜2000円の安宿でも、最低限の設備の部屋が、綺麗に整備されてる。

オーナーの配慮が、きちんと行き届いてる印象を受ける。

ベッドは、きちんとセットされていて、掃除も隅々まで為されていて、高級品を使ってないのに、心地良い空間なのだ。

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それに比べると、

インドの3つ星ホテルなんて、マジで最低だ。笑

マットレスなんて、板並みに硬いし、荷物を10秒運んだだけで、チップ要求してくるし、一泊3000〜4000円するホテルでも、冬の時期にも、ホットシャーワー出ないし、朝食ゲロまずいし、ホテルのスタッフの気遣いなんて、一ミリも感じない。

もちろんインドの宿で、コチのホームステイ先とか、凄く親切な宿もあったけど、超レアである。

南インドのケーララ州は、スリランカみたいに親切な人が多いけど、北は特に酷い。

インドでは、泊まった後に、二度と、この宿には泊まりたくないと思うホテルが多かったが、

スリランカは、またお世話になりたい、泊まりたいと思うゲストハウスやホテルが多かった。

3. 飯が優しい。

3つ目は、「飯が優しい」。

正直、南インドとスリランカの料理は、けっこう似てる。

でも、僕は、スリランカの料理の方が好きだ。

好き嫌いは、人それぞれの好みの違いだが、

僕がスリランカの料理を好む一つの理由としては、「料理に優しさを感じるから」である。

インド料理よりも、スリランカ料理の方が、愛情を感じることが多い。

南インドは、料理を作る人によって、その差が激しい。

それは、作り手のネガティブなエネルギー状態が、ご飯に影響するのだ。

クリーンな感情で、料理を作ってる人、愛情を込めて作ってる人のご飯は美味しいが、中には、味はするけど、死んでる料理も多い。

*死んでるとは、温かさ(愛)がないということ*

まとめ

2つ目の「ホテルのレベルが高いこと」も、

3つ目の「ご飯が優しいこと」も、

実は、全て1つめの派生と言えるかもしれない。

つまり、これらの魅力は、全て、

スリランカ人のホスピタリティー」から来ている。

もちろん、スリランカには、色んな文化遺産や綺麗でユニークな自然がある。

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でも、僕が感じる1番の魅力は、

もてなし精神」だ。

それは、こっちが気疲れするような高級感のあるものじゃなく、さらっと気軽なホスピタリティー。

スリランカを旅していると、昔の日本を思い出す。

多くの日本人が忘れ去ってしまった大切なことをスリランカは、思い出させてくれる。



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