キリマンジャロ山の麓に広がる『アンボセリ国立公園』のサファリで、ゾウの大群が!?




東アフリカのサファリと言えば、

やはり、マサイマラや、セレンゲティ、ンゴロンゴロが最も人気だろう。

だが、もし時間があれば、

キリマンジャロ山の麓にある「アンボセリ国立公園」も、おすすめしたい。

因みに、場所は、タンザニアではなく、ケニアに位置する。

アンボセリ国立公園で、サファリ。

自然環境の特徴

ご覧の通り、

アンボセリ国立公園 (Amboseli NP)」は、キリマンジャロ山の麓の北に広がる原野だ。

因みに、キリマンジャロは、

このアンボセリから見る姿が、最も綺麗だと言われている。

特に、朝焼けは、凄く美しい。

国立公園 (National Park)」というのは、

同じ国にあっても、それぞれ全く異なった自然環境である。

マサイマラは、丘陵って感じだし、セレンゲティは、果てしなく平原で、ンゴロンゴロは、器のようなクレーター内だ。

中でも、アンボセリ国立公園の特徴は、

平原に所々、キリマンジャロの雪解け水が地下から湧き出てきた湿地帯がある感じ。

そして、なんと言っても、

砂ぼこりが凄い!笑

サファリで、ロードを車が駆け抜けると、

窓から砂ほこりが、ガッツリ入ってくるので、走行中は、窓を閉める必要があるほどだ。

あと、決して危なくはないが、

つむじ風が、公園内で、しょっちゅう起こってる。

オブザベーションヒルという丘で、休憩してる時に、周りを見渡していると、

何箇所かで、大きなつむじ風が、目に入った。

気温も、マサイマラよりも、高くて、風も強い印象だった。

出会える可能性の高い動物

1. シマウマ (Common Zebra)

世界でも、野生のシマウマは、アフリカにしか生息してないが、

ケニアやタンザニアでは、ほとんどの国立公園に生息している。

基本、シャイなので、あまり顔をこちらに向けてはくれない。

2. ダチョウ (Ostrich)

ダチョウは、マサイマラよりも、

ンゴロンゴロやアンボセリのような平原でよく見かけるイメージ。

3. キリン (Giraffe)

これは、マサイキリン。

僕は、このタイプのキリンしか見たことないが、

他には、アミメキリンと呼ばれる模様がアミメ状のキリンも、ケニアの一部の国立公園で、生息している。

4. ヒヒ (Baboon)

僕が、ケニアとタンザニアで、約1週間ほど、サファリをした時に、

1番面白いと思ったのは、「サル」だった。

ヒヒ (Baboon) は、東アフリカでよく見かける一般的なサルなのだが、

車が近くに来ると、ヤンキー座りをしだしたり、キャッキャキャッキャ騒いだり、行動に多様性がある。笑

アップの表情も、なんとも言えない。。。

5. カバ (Hippo)

カバは、皮膚が弱いので、

基本的に、日中は、紫外線を出来るだけ避けるために、水に浸かってる。

実は、アフリカの野生動物の中で、最も怖いと恐れられているのは、

カバである。

ベジタリアンだが、縄張り意識が強く、自分のテリトリーに入ってきたものは、容赦なく襲いかかり、強烈な顎で、粉砕する。

サファリする時は、最も警戒すべき動物だ。

6. ゾウ (Elephant)

マサイマラ自然保護区の主役が、ライオンだとしたら、

アンボセリ国立公園の王様は、「ゾウ」だ。

マサイマラやセレンゲティでも、ゾウを見れるが、

こんなに大群が、列をなして、歩いてくる様は、お目にかかれない。

ゾウの列の延長線上の近くで、車を止めて待機していると、

間近を通りかかった。

キリマンジャロ山をバックに、ゾウの通行を見れて、最高の思い出となった。

基本的に、ゾウは、グループ行動してるところを見かけることが多いが、

アンボセリ国立公園で、サファリの終わりかけの夕方に、

単独のゾウを見た。

また、このゾウが、立派なオスで、

たくましかった。

しかも、歩きながら、アンボセリの独特な色の砂を自分の体にかけて、着飾り、

サバンナの王様のような雰囲気だった。

7. ハイエナ (Hyaena)

実は、あの野生動物の宝庫である「マサイマラ」でサファリをした時は、

ハイエナを見ることが出来なかった。

*マサイマラにも、生息しているが、僕は出会わなかった。*

見た目は、可愛らしいが、

「草原の掃除屋」と呼ばれ、他の肉食動物が食べれない骨まで食べることが出来る。

残飯処理的なイメージも強いが、狩りも、凄くうまい。

ライオンよりも、全然グッドハンターだ。

8. オリックス (Oryx)

個人的に、最も好きな動物の一つ「オリックス

この美しく立派な角と警戒心が強く、孤高な感じが、堪らない。

オリックスは、他の動物以上に、警戒心が強いため、人間が近づくことが出来ない。

距離を保たれるし、颯爽と逃げていく。

だが、その感じも好きだ。笑

出会える可能性の低い動物

ここまでは、「アンボセリ国立公園」で、出会える可能性の高い動物を紹介したきた。

イノシシやヌー、鳥もたくさんいるが、

この国立公園では、チーターとサイを見ることが出来ない。

あと、ヒョウもいない。

僕は、1日中サファリをして、一度もライオンに遭遇しなかったけれど、

別の場所で出会ったアメリカ人と話をしたら、

彼らは、アンボセリ国立公園で、ライオンが、ヌーを狩りしてるところを見たらしい。

だが、僕の感覚的に言うと、

アンボセリ国立公園では、チーターサイヒョウライオンは、期待できない。

もし、それらを優先して見たいのであれば、

マサイマラやセレンゲティ国立公園が、おすすめだ。

キリマンジャロ山の朝焼け

キリマンジャロの美しい姿を見たい人、ゾウが好きな人は、

是非、『アンボセリ国立公園』も、選択肢に入れてみては、いかがだろうか。

ケニアの首都であるナイロビから、大体車で、5,6時間くらいの場所にある。

入園料は、80US$だが、

現地のサファリツアーで訪れるのが、一般的かな。

その場合は、基本、ツアー代に、含まれている。

*つむじ風*

確かに、砂ぼこりは、結構ひどいけれど、

マサイマラやセレンゲティにはない素晴らしさがある。

そして、もし訪れた時には、早起きをして、キリマンジャロ山の朝焼けも見てみて欲しい。

朝の5時半〜6時半くらいが、1番綺麗だ。

*僕は、9月の半頃に訪れた。*

日中は、山頂に雲がかかるので、朝か夕方、

特に「」の方が、はっきりとキリマンジャロが、見えると思う。



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