東アフリカの「タンザニア」という国にある『マニヤラ湖国立公園』。
99%の日本人は、この場所を聞いたことないだろう。
タンザニアで、トップ2に有名な国立公園と言えば、
「セレンゲティ」と「ンゴロンゴロ」。
(正式に言うと、「ンゴロンゴロ」は、国立公園ではなく、保全地域だが…。)
「マニヤラ湖国立公園」は、どこにある!?
まずは、下の地図を見て欲しい。
この『マニヤラ湖国立公園』が、地理的に、どこにあるかと言うと、
地図上の「青ピン」のところだ。
そして、
地図の左上には、「セレンゲティ国立公園」がある。
因みに、「ンゴロンゴロ」は、「青ピン」のすぐ左上にある「Karatu (カラトュ)」の「カ」という文字のあたり。
地図を見るとわかるが、
『マニヤラ湖国立公園』は、
「セレンゲティ 」と「ンゴロンゴロ」に、結構近い。
3つとも、上の地図上の真ん中あたりで、少し濃い黒色で書かれてる Arusha (アルーシャ ) という町を拠点にする。
セレンゲティ国立公園は、国立公園内に、ロッジもキャンプ場もあるが、
『マニヤラ湖国立公園』の場合、公園内ではなく、車で5分くらいの場所にある「ムトワンブ」という町で、宿泊 (キャンプなど) するのが、基本的。
僕は今回、サファリツアーで、「Sunbright Campsite」というキャンプサイトを利用した。
でも、ここのロッジが空いていたので、キャンプはせずに、ロッジへ泊まった。まあ、快適さはなく、最低限って感じ。
一応、ロッジスタイルだが、日本人が日本からのツアーで泊まる高いロッジとは、かけ離れてる。
因みに、夜9時から停電して、朝まで復活しなかった。
アフリカのキャンプ場は、よく停電起こして、滞在中に復旧しないこともあるので、モバイルバッテリーは、1つ持って行った方がいいかも。
ムトワンブからマニヤラ湖国立公園へ。
当日の予定は、7時に、朝飯。
そして、7時半に、この「ムトワンブ」のキャンプ場から車で、5分くらいの距離にある『マニヤラ湖国立公園』へ。
だったのだが、
ツアーリーダー兼運転手の「バルタザール」が、一向にやって来ない。笑
30分経っても、
1時間経っても応答なし。
サファリカーごとありません。笑
ハプニング!?
因みに、自分が参加したサファリツアーは、1番価格の安いクラスのキャンプツアー。
まあ、アフリカだから、時間にルーズなのは覚悟していたが、マサイマラとかセレンゲティの時は普通に、時間通りにやってきたし、
なんなら、最初のツアーリーダーとか出発の30分前に、ピップアップしにきた時もあった。
今回僕が、アフリカへやって来た1番の目的は、
「サファリで、写真を撮ること」。
写真家としても、やっていきたい気持ちがあって、今回サファリへ参加しに来た。
野性動物の写真を対象としてる自分にとって、「朝は、アニマルチャンス」で、特に重要な時間帯だ。
朝の1時間は、かなり大きい。
長年、ツアーガイドをしてる「バルタザール」もその辺は分かってるはず…。
しかし、出発予定時刻を1時間オーバーしても、
何も連絡すらない。
ツアーメイトで、40代のアメリカ人も、「全然、来ねえなぁ。」と途方に暮れてた。
自分も、やる気満々過ぎたこともあって、正直少しイラついていた。
でも、冷静になって色々考えてみると、
確かに、1時間早く出発したら、1時間多くサファリできるし、朝の方がアニマルチャンスはある。
でも、早く行ったからといって、珍しい動物に出会えるとも限らないし、貴重な光景に出くわせるとも限らない。
だから、この遅れは、
「神様の時間調整」だと、自分に言い聞かせた。
もしかしたら、出発が遅れたことで、逆に、素敵な光景に瞬間に出会えるかもしれない。
自分がどうにもコントロール出来ないことにイラついても、何も変えられないし、それならその時間、自分に出来ることを考え、ポジティブに自分に起きた出来事を捉えた方がいい。
さて、そうこう考えてるうちに、
1時間半が経過し、遂に、
ツアーリーダー兼運転手の「バルタザール」がやって来ました。
この日のツアーメイトは、アメリカ人男2人、アイルランド人の男1人、ドイツ人女性1人、日本人の僕1人。計5人。
早速、車に乗り込み、
マニヤラ湖国立公園へ。
果たして、1時間半遅れで、スタートした「サファリ (ゲームドライブ)」は、どうだったのか?
・初めて見る種のモンキー!?
・「ライオン vs ゾウ」の怒号!?
次回は、『マニヤラ湖国立公園』でのサファリの様子を紹介したいと思う。
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