2019年の12月5日に開催される『Avicii Tribute Concert』のチケットを購入でき、急遽訪れることになったスウェーデンの首都「ストックホルム」。
ネットで、ホテルを色々探してみたのだが、
さすが物価の高い北欧だけあって、ストックホルム市内のホテルは、どこも最低一泊1万5000円以上だった。
*ただシーズンじゃなければ、1万くらいで泊まれるかも…*
東京のように、一泊6,8万するようなホテルはないけれど、僕が行こうとしていた12月は、最も安いホテルでも、一泊1万3000円は超えてくる感じ。
人それぞれ、宿を選ぶ基準があると思うが、
僕がホテルを決める基準にしたのは、
「朝食の美味しさ」、「ストックホルム中央駅に比較的近く、立地の良いところ」、「一泊1万5000円が目安」、さらに言うと、「デザイン性がある」と嬉しいなという感じ。
これらの条件をもとに、ホテルを色々探していると、
自分の希望に合いそうな『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』というホテルを見つけた。
デザイナーズホテルで、一泊一部屋、約1万5000円くらいで、朝食も美味しいらしい。
そして、直感的にも、「この宿に泊まってみたいなぁ。」と思ったので、僕は、このホテルを予約することにした。
『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』は、ストックホルムのおすすめのホテルトップ10に必ず上がるホテルなので、このホテルを選ぶか検討している人も多いのではないだろうか。
そこで、今回は、このホテルビルガーヤールに実際に泊まってみて、「良かった点」と「イマイチだった点」を正直に書きたいなと思う。
そして、一つの参考にしてもらえたら嬉しい。
実際に泊まった正直な感想。
① 朝食は、美味しい?
まず、朝食は、ホテル一階のラウンジにて、「ブッフェ形式」だ。
平日は、朝6時半〜10時まで。土日祝日は、7時〜11時まで。
*平日は、朝10時にブッフェが終了で、10時を3,4分過ぎて行った時が一回あった。その時はたまたま中に入れたのだが、10時10分には、ブッフェが全部片付けられたので、時間に余裕を持った訪問が、おすすめだ。*
こんな感じで、シンプルに、オシャンティーに料理が置かれてる。
*写真を見ると、全然朝食食べに来てる人が写っていないが、8,9時は、人が溢れるほどいて、写真を撮りづらかったため、あえて、人の少ない時に、撮っている。*
手間には、サラダやヨーグルトなど、冷たい食べ物が。
キッチンそばのカウンターには、ベーコンやエッグ、マッシュルーム炒めなど、温かいものを中心に並べられている。
結論から言うと、
Booking.comのコメントでも評価されていた通り、『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』の朝食は、
普通に、美味しかった!
ザ・男飯って感じで、申し訳ないが、
特に、マッシュルーム炒めとベーコン、そして、スウェーデンを代表する食べ物であるミートボールが美味しかった。
また日本ではなかなか見かけないアプリコットジャムがあったので、毎回ブルーベリーヨーグルトに、ぶち込んでいた。
コーヒーや紅茶も、こんな感じで。
そして、1番驚いたのは、このジュースの画期的なシステム。
横にあるタブレットにある4種類の中から、自分が飲みたいものをタップすると、それが、適量出てくる。
しかもそれが、どの種類を選んでも、1つのパイプから出てくる感じ。
飲食店で働いてる側からすると、このシステムは、かなり有り難いだろうなぁと思う。
ポットを洗う手間が省けるし。笑
『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』の朝食は、東京の一般的なビジネスホテルの朝食よりは、断然美味い。
そして、種類も十分豊富だ。
ただ、僕は2,3回朝食を利用して、毎日同じメニューだったので、3泊くらいなら全然飽きないが、4泊以上すると、飽きる人は飽きるかも。
でも、朝食の味は、ストックホルムのホテルの中でも、かなり美味しい方なので、気に入る食べ物があるなら、このホテルに延泊した方が良いと思う。
また、この朝食のラウンジは、シンプルで、お洒落。
建築やデザイン関連のお仕事をしてる人は、参考になる部分も色々あると思う。
時間帯によっては、ここで、仕事をしてる人もいた。
こんな感じで、透けたカーテンで、仕切りをつける感じは、面白いなぁと思った。
壁で仕切ると、圧迫感と堅苦しさが出るし、仕切りがないと、プライベート感を感じにくく、だだっ広く見える。
② Wi-Fiが、強い!
朝食の他に、良かったポイントは、
Wi-Fiが、強いこと!
ホテルの部屋のWi-Fiで、YouTubeやNetflixも、問題なく見れた。
複数のデバイスの接続も可能。
意外と、しっかりしたホテルでも、Wi-Fiが弱かったり、なぜか、Netflix見れない回線だったりとかあるので、Wi-Fiをちゃんと使えるのは、有り難い。
③ アクセス・立地が良い!
まず、多くの人は、
ストックホルムのアーランダ国際空港から、「アーランダエクスプレス」or「バス」にて、『ストックホルム中央駅』を目指す。
関連記事 : アーランダ空港からストックホルム市内へは、『アーランダエクスプレス』が、圧倒的便利。
「ストックホルム中央駅」は、ストックホルムのアクセスにおける心臓だ。
『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』は、この中央駅から、徒歩20分のロケーションである。
だが、大きな荷物を持って、20分歩くのは、正直、しんどい。
なので、もし自力で行くなら、「ストックホルム中央駅」から、青色のメトロラインに乗って、2駅先の「Rådmansgatan」駅 (Hotel Birger Jarlの最寄駅) で降り、そこから徒歩で、ホテルまで行くのが、おすすめだ。
電車と徒歩を合わせても、10分程度で着く。
また、このホテルの最寄駅からだと、
観光スポットの“ガムラスタン”や“セーデルマルム地区”の駅にも、乗り換えなしの一本の電車で行けるため、アクセスが大変便利だ。
しかも、ホテルの立地的に、人通りの多い中央駅からは、少し離れているため、夜は特に静かで、快適である。
ストックホルム市立図書館も、近い!
スウェーデンの有名な建築家であるエリック・グンナール・アスプルンド (Erik Gunnar Asplund) が、設計した『ストックホルム市立図書館』。
ユニークな作りの図書館で、無料で入れるし、コンパクトで、見学にも時間が掛からない。
『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』から、徒歩3,4分で行けるので、とても便利だ。
正直、
この図書館は、魅力的な建築・デザインだが、遠くからわざわざ行くほどでもないので、ついでに立ち寄るくらいが、ベストである。
④ スタッフも、◎!
ホテルのスタッフの対応も、柔らかく親切で、冷たい店員は、いない。
フロントは、24時間対応してる。
「Hotel Birger Jarl」のイマイチだった点。
ここまで、『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』の良かったところだけを述べてきたが、「イマイチだった点」も、正直に伝えたい。
1つは、デザイナーズホテルだと聞いていたが、部屋は凄くシンプルで、デザイン性はなかった。
おそらく泊まる部屋によって違うのだと思うが、一部屋1万5000円くらいの部屋だと、普通のコンパクトで、最低限のホテルの部屋って感じ。
デザインを期待していた自分的には、ちょっとがっかりはしたかな。
もし、デザイン性を重視するなら、ストックホルム中央駅の近くにある『クラリオン ホテル サイン(Clarion Hotel Sign)』とかの方が、良いと思う。
あとは、「洗面所の換気扇の音が、少しうるさかったかなぁ。」という感じ。
まあ、ドアを閉めれば、気にならないくらいの音だし、部屋によって違うのかもしれない。
でも、実際に泊まってみて、イマイチだった部分はそれくらいで、普通に快適に過ごせた。
価格的には、シーズンオフで、一部屋1万くらい〜。
シーズンで、一部屋1万5000円くらいなので、ストックホルムのホテルの相場からしたら、かなり、コスパの良いホテルだと思う。
ストックホルム中央駅から離れれば、もっと安いホテルは見つかるかもしれない。
だが、その分移動費がかかるし、ストックホルムの交通費は高いので、駅近とか、アクセスの良い場所のホテルを押さえた方が、トータルの出費は、安くなる。
あと、出来るだけ宿にお金をかけたくない人は、ユースホステルに泊まるのがおすすめだが、さすが、ヨーロッパなので、ユースホステルでも、一泊6000以上はする。
コスパや朝食の美味しさ、立地の良さを重視するなら、僕は、『ホテル ビルガーヤール (Hotel Birger Jarl)』を最もおすすめしたいかな。
ホテルのもっと詳しい情報を知りたい方やホテルを予約したい方は、上のリンクからどうぞ。
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